11/24 「花」MV - Fujii Kaze/ポジティブな死生観 | 風ゆくままに~Windy Rhapsody~

風ゆくままに~Windy Rhapsody~

風ゆくままに、成るがままに・・
2021年より藤井風さんの音楽を聴くようになり
彼の音楽性、人間性、精神性に魅了される日々
風さんを中心にした音楽ネタを綴ります

2023/11/24 21:00

 

藤井風さんの「花」のMVをリアタイ視聴しました。

何度もリピしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

圧巻でらした!!!

 

圧倒されました。

 

何に?というと・・

 

風さんの美しさに!(←加筆です、失礼)

 

風さん、、今までの風さんと違う所!

 

とーーっても軽快に、もの凄く重要な(重みのある)メッセージをドカンと自然体に私たちに届けてくれたことです。

 

なんてポジティブなの?この明るい死生観。

 

 

 風さんは"grace"は悟りの歌と言い、色んなしがらみから解放されて自由になったという内容をこれまでに語っていました。

 

そして、"grace"は卒業ソングとも表現していました。

 

 

"Workin' hard"公開の時のbillboardインタビューでは、

 

「grace」が自分の中で卒業ソングみたいな立ち位置になってしまって、あの曲を出した後に、言いたいことは全て言い切った、今できることは全部やったみたいな、ちょっと燃え尽きたような感覚になってしまったんです。

 

https://www.billboard-japan.com/special/detail/4132

 

と、こんな風に述べていました。

 

 

 

風さんのこれまでの曲作りの経緯を鑑みると、"grace"以降やはり風さんは一皮も二皮も向けて、新たなフェーズへと進化したといいますか、大きく成長したと感じずにはいられません。

 

一言でいうと

これまでとは一味違う、そんなミュージックビデオでした。

 

 

 

 

 

 

そして、MVのストーリー性から、ありとあらゆる歌詞が走馬灯のように浮かんできました。

 

それは単に風さんが、はなっから一貫して揺るがないメッセージを歌い続けているからなのですが・・

 

 

例えば

 

「まつり」

 

生まれゆくもの死にゆくもの 

Those who are being born, Those who are dying

 

全てが同時の出来事

It all happens at the same time

 

 

 

 

 

 

 

「ロンリーラプソディ」

 

探しても 寄り添う肩はなく
ただ単に 飲まれてく

空っぽな人波に 溶けてゆく

by the crowd of empty people...


見つめても みんなおんなじ顔

by I looked around and found that eberyone has the same face
私もそう 入れ物が    Even me.
ぱっと見ちがうだけ 溶けてゆく

Througt at first glance, it may appear as a different form

Then I'm slowly melting.
溶けてゆく…    melting... 

溶けてゆく…    melting... 

目を覚ます…    and I open my eyes... 

…孤独なんて幻想
気にしなきゃいいの

みんな同じ星    Cause we're living under the same stars
みんな同じ呼吸…   Cause we're breathing the same air...

 

 

 

 

 

 

 

「燃えよ」

 

明日なんか来ると、思わずに燃えよ

Ignite yourself as if there's no tomorrow

 

明日のことなどNo, no baby

Then forgot about tomorrow baby

 

毎日がBirthday, we are babies

Everyday is our birthday, we are babies

 

燃えよ   Ignite

あの空に燃えよ   Ignite yourself towars the sky

明日なんか来ると、思わずに燃えよ

Ignite yourself as if there's no tomorrow

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さらに、今回の「花」のMVを観て、脳裏を過ったのが、先日拝聴したこちらの動画でした。【キャリアラジオ】

 

ロンリーラプソディについての考察、風さんの考え方(思想)等、とても分かり易く解説してくださっています。(ほぼ私は腑に落ちました。私的にはね)

 

もし未だでしたら、興味のある方はぜひ聴いてみてください。

 

↓ ↓ ↓

 

 

 

これは、風さんがLOVE ALL SERVE ALL ブルーレイのドキュメンタリーでシェアしてくれた「海の泡」にも繋がりますよね?

 

 

今回のダンサーズ4人は、お顔を出さずにノー面でパフォーマンスしていますが、これは多分、姿・形に捉われない本来あるべき姿「魂」を意味しているのではないでしょうか?(と思ったり)そう、「魂」です。

 

 

見つめても みんなおんなじ顔
私もそう 入れ物が
ぱっと見ちがうだけ 溶けてゆく

 

 

根本はみんな同じ、一つ。一体。

 

最後消えてしまうのは、溶けていったのでしょうか?海の泡のように、今度は風の中に。(考え過ぎ?)笑

 

 

枯れていく  It's dying

今この瞬間も  Even at this moment

咲いている    It's blooming

全ては溶けていく   Everything comes together

 

 

死ぬことも生まれることも、同時の営み。一体。

 

 

生まれゆくもの死にゆくもの    

全てが同時の出来事

 

 

 

このような死生観あふれる重き内容を

いかにも自由に、天真爛漫に、笑顔で軽やかに表現するFujii KazeとMess監督。(語彙力なさ過ぎ、伝わらないかも?)失礼。

最強のお二人ですね!!笑

 

自然体でポジティブに受け取りました。

 

そういう意味で

 

圧巻でらした!!!

 

(何度も言ってしつこいですが)圧倒されています。

 

 

前作とは違って、イケちらかした美しい風さんが観れたことも素直に嬉しいです。

 

 

 

風さんは、確か11/7のラジオ「TOKIO HOT 100」 でサプライズ出演した時に、クリス・ペプラーさんとの対談で

 

やりたいビジョンがどんどん明確になってきている」とか、

自分自身すごい成長していると感じている」とか、話されていましたよね!!

 

 

これからが益々楽しみなのですが、どこまで成長しちゃうの?

 

風さんのカリスマ性を感じる今日この頃です。

 

 

 皆さんはどのように感じられたでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

「花」について 【キャリアラジオ】より

 

 

 

 

 

人それぞれ解釈や考察、感想は十人十色。「みんな違ってみんないい」「自由」を信条にしています。ご参考なれば幸いです。

 

 

 

 

【梵我一如】ぼんがいちにょ

について、詳しく知りたかったので調べてみました。

 

風さんのいう死生観は、恐らくこういう思想からきているのでしょうね?(見当違いだったらごめんなさい)

 

 

 

<google検索より>

 

 宇宙の原理の梵(ブラフマン)と個人の中心の我(アートマン)が同一であるということ。 インドのウパニシャッド哲学の中心をなす思想。

 

 

 

 

<コトバンクより>

 

宇宙原理(ブラフマン)個人中心(アートマン)同一であるということ。インドウパニシャッド哲学の中心をなす思想

 

 

 

 

<yoga-gene.comより>

 

梵我一如「梵」はブラフマンを意味します。

ブラフマンとは、宇宙の根本原理。つまり、この宇宙にあるあらゆるものはブラフマンから生まれたとインドでは考えられています。

 

「我」はアートマンアートマンとは、自分自身、個の根源です。私たちの身体や心の働きではなく、もっと根本となる意識体があると考えられています。

 

「一如」とは同一であるという意味。

 

つまり、梵我一如を言いかえると

宇宙の本質と自己の本質は同一である

 

インド哲学の素晴らしいことは、私たち自身が神聖な存在(ブラフマン)そのものであると考えることです。

 

自分も他人も全ては一つと考える(一元論)

ヨガによって自分自身の本質であるアートマン(自己の根源)を知ることができると、自然に自身と世界の真実を知ることができます。

それは、アートマンはブラフマンと同一ということです。

 

↓ ↓ ↓

https://www.yoga-gene.com/post-50847/#i-2

 

 

 

 

<Wikipediaより>

 

梵我一如(ぼんがいちにょ)とは、

ブラフマン:宇宙を支配する原理)と

アートマン:個人を支配する原理)が

同一であること[1]、または、これらが同一であることを知ることにより、永遠の至福に到達しようとする思想。古代インドにおけるヴェーダの究極の悟りとされる。

 

すなわち個人の肉体が死を迎えても、アートマンは永遠に存続するということであり[1]、またアートマンが死後に新しい肉体を得る輪廻の根拠でもある[1]

 

 ↓ ↓ ↓

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A2%B5%E6%88%91%E4%B8%80%E5%A6%82#%E8%84%9A%E6%B3%A8

 

 

 

 

【追記】輪廻

輪廻(りんね[1])または輪廻転生(りんねてんしょう[2][3])とは、サンスクリット語のサンサーラ(संसार Saṃsāra[4][5])に由来する用語で、命あるものが何度も転生し、人だけでなく動物なども含めた生類として生まれ変わること[1]

 

 

 

 

 何にせよ、美しい!!!

すべてが美しい!!

特に首。美しすぎるのよ✨

 

 

 

こうしてみると、少し理解できたような気がします。

 

キャリアラジオ「FM Logs」さん、ありがとうございました。

 

 

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

メロディ