藤井風ドキュメンタリー③重要ポイント「自分はどうしてライブをするのか」 | 風ゆくままに~Windy Rhapsody~

風ゆくままに~Windy Rhapsody~

風ゆくままに、成るがままに・・
2021年より藤井風さんの音楽を聴くようになり
彼の音楽性、人間性、精神性に魅了される日々
風さんを中心にした音楽ネタを綴ります

ネタバレ注意

ごめんなさい

 

(長文です)
 

音譜 音譜 音譜 音譜 音譜 音譜

 

Fujii Kaze 

LOVE ALL SERVE ALL

 STADIUM LIVE

 

 

 
 
 
前回、私の中の重要ポイント
このドキュメンタリーの裏テーマとも取れる
 
人はどうしてライブに行くのか
それは同時に
自分はどうしてライブをするのか
という問いでもあった
 
という
カメラマン・エリザベス宮地さんのナレーションとこの言葉に
胸をきゅーっと掴まれて、つらつらと書いてしまいました。
 
少し重複しますが、そのつづきです。
 
 
 
5/19,alone at home Tour
初日、風さん24歳
 

私のような凡人には計り知れない、

天才ゆえの苦悩を抱える風さんを見た気がしました。

 

 

 

なんでわしそんなライブせなあかんねん?

 

6/17 ずっずさんの口から出た、風さんの一言でした。

 

 

Fujii Kaze 

LOVE ALL SERVE ALL

 STADIUM LIVE

 

 

 

この全国ホールツアーは、5/19~7/29の約2ヵ月強で、32公演という驚異的な過密スケジュールでした。

 

 

このアイディア・発案者は、マネージャー兼プロデューサーであり、プロモーター、コーディネイターでもあろう(?)ずっず(河津智典)さん

 

 

日常のありのままの藤井風をファンのみんなに見てもらおうという企画で始まった「alone at home Tour

 

 

 

5/14・15(リハーサル)

ツアー開始6日前 風さん曰く

基本、この人の願望を叶えるプロジェクトですから。最初からそうっすよ。笑

 

と、冗談ぽく、半分本気顔。

ずっずさん含む周囲の3人は大爆笑でしたが、風さんの本心のようでした。

 

 

この頃はまだちょっと「やらされてる感」があったということかなぁ?(謎)

 

 

音譜 音譜 音譜 音譜 音譜 音譜

 

 

タイトスケジュールで全国各地のライブをこなし、合間を縫って作曲の作業に追われる風さん

6月、とうとう新曲「grace」が誕生します。

 

 

6/29「悟り」「summer 25」として、上半身裸の写真をアップするまでの間に、風さんは想像もつかない程の成長を遂げたと想像します。

 

それは、新曲「grace」を聴けば、

誰しもそう感じるのではないでしょうか?

 

 

風さんは、昨年12/28のNHKスペシャル番組で、

「grace」は「悟りの歌」と話していました。

 

 

本編の中では、

「grace」を作る過程で、自分が囚われていたものから解放されて心が自由になった、心の重荷を手放すことができたと話しています。

 

 

 

Twitterの裸の写真は何せ

「悟り後の記念すべき写真」と言うのですから。

 

 

 

そんな風さん、ライブに対する考え方も、少しずつ変わってきているのが感じられますよね。

 

 

7/10~コロナ罹患・入院しますが、風さんはそこで初めて
初めて「ライブがしたい」と思った!
そんな気持ちがある自分にも驚いた!と明かします。
 
入院中に"Amazing Grace"を弾いてくれました
 
 
 
5公演は延期になりましたが、後半残りのライブに復帰して
7/21~7/29  ファイナルになるはずだった東京公演を無事に終えます。
 
 
咳をもう完全に治したい」の一言を残して。
 
 
 
 
 
7/27  ツアーの合間に、新曲「grace」のレコーディング。
風さんは初めて、弦楽器奏者に「天国で演奏しているようなホーリーな気持ちで弾いてください」とお願いしたそうです。
 
 
 
 
7/28 (人見記念講堂にて)
昨日はもう、燃え尽きてました
今までで一番 疲れた
今までで一番 曲の細部にも拘ってる
 
 
「grace」に対する風さんの思い入れ、真剣さは、並大抵なものではない事が伝わってきます。
と同時に、この曲は25歳の風さんを悟りの境地にまで導いた大作だと、私は思っています。
 
 
これがやがて、パナソニックスタジアムLIVEへと実を結び、新たなフェーズへの第一歩になったのではないでしょうか?
風さんの純粋なメッセージを掲げて。
自分の強い意志と信念をもって。
 
(すみません、私の勝手な個人的感想です)

音譜 音譜 音譜 音譜 音譜 音譜 
 
 
8/13 急遽北海道に飛び、RISING SUNフェスに代打出演。
 
 
 
コロナに罹ったアーティストたちの気持ちを十分理解できたからこそ、風さんは只ならぬ覚悟で、このライブに臨んだに違いありません。
 
相当な意気込みで、カヴァーの練習をしたようですね!!
その結果??
 
本番、自分の曲「きらり」で声が出なくなりました。(泣)
 
普段使わない声だったから、次の「きらり」が枯れたのかなあ? カバーの方が一生懸命・・なっちゃうかもね・・
と、帰りの車の中で呟きます。
 
 
(ちょっと脱線・・横道にそれてごめんなさい)
 
 
お盆の夜、深夜に
私はこの奇跡的な生配信を、固唾を呑んでPCに噛り付て見守りました。
そして、泣きました。風さんの姿に。
(この時は半分 母のような気持ちだったかも?)
声が出ない「きらり」・・こんなの初めて見ました。
風さん自身もコロナから回復して間もない時期だったため、余計に胸が痛かったです。
 
ずっずさんをはじめ、スタッフ関係者の協力のお陰で、急遽生配信が決まり・・もうそれだけで大感動だったのです。
 
実際に生で観ているわけでもなく、画面越しだったにも関わらず、こんなに感動して胸打たれたのは初めてかもしれません。
 
(2022/8/13・伝説のライブでした)
 
 
 
元へ
 
自分はどうしてライブをするのか
 
やはり、ライブは直接ズキュンと刺さるし、伝わるし、
風さんの思いや心が観客の心にも反映されて、お互い高め合う・・風さんが言っていた通りではありませんか?
 
それはつまり、ライブだからこそアーティストのパワーやエネルギーや波動が、直に伝わるということですよね?
私たちはそれを受け取りたいのです!!
 共鳴したいのです!!
 
 
8/20~9/5 延期となった5公演に奮起。
奈良ー 和歌山 ー 神戸ー 宮城ー 京都
 
 
本番直前、鏡の前で風さんはライブに関してこんなふうに語っています。
 
8/21
let it be   あるがままに
let it go 手放そう
let it flow そのままで
そんな気持ちでライブに臨むと。
 
待ってくださっていたお客さんを目の前にすると、
ただただ、その時にできる自分のベストを出そうとすると、
 
見てくれてる人の心が反映されるし、
逆にわしの心が良ければ、それを反映させたいと思うし、
もう高め合っていきたいですね。
 
 
その反映されるってことが、正にそこが
ライブの醍醐味なんじゃないの? 
(ナイス気づきを与えてくれるザベスさん)
 
あー、なるほどね、そうかも!?
周りがいるからこそ、背筋が伸びるし・・
いい人でありたいと思うのも、周りがおるからやろし、
ライブはその究極かもしれないすね!
 
 
 
9/5 ファイナルの日
自分のベストを毎回毎回見てもらいたいから、自分もちゃんと人間的に成長していかんといけんなって思わしてくれる・・ライブがあると。
 
次はより良い状態で、より良い人間としてライブしたい・・としてみんなの前に出たいと思うし・・
だから、ライブと人間の成長みたいなのは、今回は特にすごい一緒になってる、というのが分かった。
 
 
風さんの中で、答えが見えてきたのでしょうか?
 
 
この時はまだインドに行く前ですが、気持ちの変化と成長を感じます。そして、更にその先へ、次のフェーズへと進化していきます。
 
 
 

LOVE ALL SERVE ALL

 STADIUM LIVE

 
 
9/6 パナスタ・フードコート用のメニュー試食etc.
食材にも拘って、信念を込めた。大豆ミートで高くつく原材料費?は自腹を切ると申し出たほどでした。
 
 
9/17 MV撮影のため、インドへ向かう
ここでまた、更にさらに風さんは成長を遂げますよね!
あらゆる神聖な体験を通して、人間性、精神性がより磨かれたように感じます。(神様に近づいたような感覚?)
 
 
 
9/27~10/7 ライブのリハーサル
 
今までで多分一番ハードだし、今やりたい事を詰め込むライブってこんなに大変なことになるんやなって。
インドに行ったからこその表現があれば、シェアしたいなと思ってます。
 
と、風さんの熱意が伝わってきました。
 
 
 
いよいよ、スタート!!
ライブ前日、ご両親に死ぬ気でやってこい!と激励を受けたそうです。オカンさま「死んでもええ!死んでもええ!」と。
 
 
10/15・16   
パナソニックスタジアムLIVE
 
そして、いよいよ
チーム風の心意気、全員で作り上げた汗の結晶が実る日。
 「grace」をお披露目する日。
 
このライブには、インド帰りの風さんのバイブスがそのまま現れていましたね!
 
 
当日スタジアムで、生風さんを目の当たりにした私は、
風さんの力強いパフォーマンスに圧倒されっぱなしでした。
 
この時の風さんは、オーラ全開100%
1ミリも物おじする事なく、気合いも愛も満ち溢れていました。
 
感動!感動!感動の嵐。
夢のような一夜。
本当に神がかった圧巻のパフォーマンスでした。
 
 
 
 
ずっずさんは言います。
 
風だからできると思ったし、やろうと思っただけだから。
俺がやりたいと思ったわけじゃないよ。
風がここでやったらいいんじゃないかな・・
喜ぶ人が多いだろうな・・
LOVE ALL SERVE ALLのアルバムを、ちゃんと大きい所でやりたいな・・と。
 
 (そうです!
言い出しっぺのあなたは正しい!!)笑
 
 
中心にあるのは、風の音楽を届けたいという想いだけだった
(エリザベス宮地さん)
 
 (ナレーター、ザベスさんの文字通りです!!)
 
 
 
 
 
自分はどうしてライブをするのか
 
 
ライブ終了後、風さんの言葉・・
 
みんなの愛を感じて胸がいっぱいになったけど、
みんな一緒なんだよっていうことを・・不思議な感じだった。
みんなと一緒の時間を過ごせた。
それにこんなに来てくれて、
ただもう感謝の気持ちがあるだけですね。
 
 
風さんはオトン様から教わったという「海の泡」の話をして、
今回のライブではそれが意識できたと言います。
 
海に例えたら一人一人が泡・・
その泡をプチっとしたら、もう海になっている
 
1つの大きなものと1つになったら、
自分は大きな1つのものの一部だと思うし、
みんな一緒なんやと思うし、
みんな同じもんで出来とるし、
みんな同じ所から来て
同じ所に流れていくんや・・と思える。
 
それが年々現実味を帯びて感じられるようになってる感じ。
今回のライブではそれが凄い意識できた。というか
 
前までは、自分は神様と一緒なんだと思いながらやってたけど、
今回は、みんなが神様なんだというふうに思いながら出来た気がする。
だからほんと、みんな一緒やなと思うし
みんなamazingやし、みんなamazing grace・・
 
 
 
 
今回のライブで、きっと大きな手応えを得たであろう風さん。
ライブを通して感じたことを、素直に純粋に伝えてくれました。
 
風さん自身が導いた答えは、ここにあるのかな?
 
 
 
 
 
 P.S.
6/3の三重公演で、初ライブを体験した男子高校生2人のように、私も浄化されたいです!!
 
ライブでないと、あの説明つかない涙は流れませんから。(ザベスさんがカメラで捉えたあの涙です)
 
 
 私はライブで直かに、あなたの音楽とともに清らかなエネルギーを受け取りたいです!!!!
 
 
音譜 音譜 音譜 音譜 音譜 音譜
 
 
 
 
最後までお読みいただき、ありがとうございました照れ  メロディ