七年越しの和歌山 ~大斎原・神倉神社~ | 万土花草紙 ~話したいこと、たくさん~

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オノまどかの日々の気付きやお知らせを綴っています。
ふと目をとめて下さった方、いつも読んで下さる方、ありがとうございます。

 

 

大斎原(おおゆのはら)

私が熊野で一番行きたかった場所です。

 

熊野本宮大社の元宮で、明治時代に大洪水で流されるまで

ここに本宮がありました。

 

近くに川があるのです。

 

いまは大きな鳥居と祠があるのみだけど

本当の本宮はここでしょうね。

 

両側田んぼの一本道を歩いていくと

大鳥居にたどり着くのですが

鳥居に近づいていくのに遠く感じる不思議な場所でした。

 

熊野信仰発祥の地だそうです。

 

 

もう一つ、ふれておきたいのが神倉神社。

 

ゴトビキ岩という大きな岩がご神体という知識ぐらいで

行けたら行きたいなと思ってました。

 

幸い、行けるチャンスが到来。

 

だが、しかし、神倉神社に着いて

鳥居の向こうにそびえる階段を見てギョッとしました。(ノ゚ο゚)ノ

 

階段といっても、舗装されたものではなく石です。

 

しかも急でらせん状に積み重なっている箇所も有り。

 

長くて先も見えない……。

 

義両親が車で待ってるというので、残してきて正解でした。

とても登れなかったでしょう。(;^_^A

 

私はチャレンジしたものの、何度も降りたくなりました。

でも降りるのもこわいので、結局登るしかないのね。

 

私は今まで長い階段の神社や

参道というより山道では? という神社に行ってきたけれど

神倉神社は間違いなく、3本指に入る険しさです。

 

上から降りてくる人に「あとどのくらいですか?」と

聞きながら登りましたよ。(^o^;)

 

神倉神社は熊野速玉大社の元宮です。

 

ご神体のゴトビキ岩は日本神話では天磐盾(あまのいわたて)として

登場するようです。

 

盾というくらいだから何かを守っているのでしょうか?

 

苦労して登って、ようやくゴトビキ岩を拝むことができました。

 

私の経験上、聖地というのは3次元ではへんぴな場所に

あるような気がします。

 

だから、ここも多分その一つなんでしょうね。

 

降りる時に、こわいのか、一段づつ座りながら降りている

お姉さん方をお見かけいたしました。

 

もし、このロッククライミングばりの神倉神社にお参りしたい方が

いらっしゃいましたら

大きな荷物は持たず、スニーカーにパンツスタイルで

雨の日や暗い時間に上り下りするのはやめておきましょう。

 

ご神体の写真を撮るのは気がはばかったので

ゴトビキ岩の横から眺めた景色の写真を載せておきます。

 

 

 

 

~旅日記は続く~