腰痛から回復しつつある音樹です。(o^-')b
脱・湿布ベリーダンサー!(笑)
痛いからといって、あんまり動かさずにいると
固まってしまう気がして
無理しない程度にストレッチしていたのが
よかったのかも。
ところで、先日、押入れで探し物をしていたら
なりゆきで押入れの片付けに突入してしまいました。
「あれっ、この段ボール箱は何だろう?」と
開けてみたら
亡き母のため込んだ生地がドッサリと。(ノ゚ο゚)ノ
自分で買いこんだ生地はだいぶ片づけたつもりだったけど
こんなところに伏兵が。
一部屋の押入れ一か所を片づけるのに
二日もかかってしまいました。(;^_^A
そんなに広々とした押入れではなく
多分、ごく普通の押入れです。
48時間押入れの片付けをしていたわけではなく
他のことをしている片手間にやっていたので
時間がかかってしまったというのもあるんだけど
正直に書きましょう。
押入れの中から本が出てきたのです。
本の片付けをしたことがある方なら
身に覚えがあると思います。
そう、段ボールの中から出てきた本を
読んでしまったのですね。(^o^;)
だから全然、片付けが進まなかったわけです。
私が読んでしまったのは『あさきゆめみし』
中学生の頃に買った源氏物語の漫画版です。
情感たっぷりなものだから、抜けられなくて。(^_^;)
しまいには、紫の上が亡くなるシーンで泣いてました。
段ボールに囲まれて、片付けの最中なのに。(笑)
源氏物語は読む時によって、もしかしたら
印象に残るシーンが違う物語かもしれませんね。
私は昔、弘徽殿の女御(平たく言うと、源氏のお母さんを
いじめた人)が大嫌いでしたが
国母として扱われていても、帝の愛がなく
さびしかったのだと、あわれに思えました。
源氏のお母さん(桐壺の更衣)は、可憐な野の花のような
儚げな女性に描かれていますが
弘徽殿の女御はしっかりとした後ろ盾がある分
教養も自信もあり
一輪でも目を引く大輪の花みたいな
華やかな女性だったのかもしれませんよね。
中学生だった私は、弱く見える人が善
強く見えて意地悪な人が悪と短絡的にとらえていましたが
大人と言われる年齢となって、幾久しいいま
もし、自分が弘徽殿の女御だったら? と
考えられるようになりました。
自分の仕事をちゃんとしているのに
認めてもらえなかったら、悲しいかもしれません。
今日の日記の画像は
私が『あさきゆめみし』に熱中している際
つづらのふたに入っていたベル。


