今年に入ってから、キリスト教軸で動くことが
多かったのですが
今回は日本神道軸でした。
特に何も意識せず、行き先を鹿児島にしたのですが
意味があったようです。
用事のある場所って、自然と分かるんですよね。(^^ゞ
旅の日程を決めた後に、霧島神宮の跡地
「高千穂河原」で、その日、祭りがあることを知りました。
高千穂っていうと、宮崎県の高千穂を
思い浮かべる方が多いと思いますが
鹿児島県の「高千穂河原」は
宮崎県と鹿児島県の県境にあります。
天孫降臨の伝承のある場所です。
霧島神宮のご祭神はニニギノミコト。
(と、奥様のコノハナサクヤヒメや子孫の神様方)
高千穂河原のある霧島山の頂上には
天の逆鉾が刺さっているそうです。
現在は新燃岳の噴火の影響で頂上には
行かれないようですが。
霧島神宮をお参りした後、高千穂河原に向かいました。
向かう道すがら、森の中からすでに
御神気が満ちているのを感じました。
高千穂河原の入り口には大きな鳥居が
立っているのですが
雨が降っていたせいか、鳥居の先が
よく見えなくて、何もないように見えるのですね。(^_^;)
夫が駐車場で待ってるというので
私一人で鳥居をくぐって進みました。
恐る恐る行ってみたら
もう一つ鳥居があって、数人の方が
そこに木(榊かな?)をくくりつけていて
奥には「ひもろぎ」がありました。
「ひもろぎ」というのは、「ひ=神霊」「もろ=天下る」
「き=木」で、神の依代となる木のことです。
祭りは夕方から行われるようでした。
「天孫降臨御神火祭」といって、火を焚いて
ニニギノミコトをお迎えする神事だそうです。
駐車場に戻ろうとしたら
ちょっと怖くなるほど、霧が深くなっていました。
でもって、後で、ひもろぎの所で撮った
画像を見てみたら
やはり、神様ご一行が降臨されていたようです。(^-^)
姿が浮き出たり、消えたりするので
まだよく分からない部分もありますが
私には、二柱の女神様が再会を喜び合って
いるような光景が視えました。
実体がなくても、神様は依代に宿っているし
鳥居は、あの世とこの世の境目なのねと
実感した次第です。
ちなみに画像は現在の霧島神宮です。
