突然ですが、
スウェーデンはとっても移民の方が多いの、ご存知ですか?
私が夫と日本で出会った頃(20年前)、
スウェーデンの本にはたしか
「人口は約800万人弱」
とありました。
が、現在の人口は約950万人。
外国からの移民の数は2007年から10万人を超えています。
もちろんこの中には、
政治的難民の方や、
戦争のためにやむなくという方も多くいて、
前はアフガニスタン、パキスタン、イラン、イラクから、
今はシリア、リビア、レバノンからが多いようです。
なぜこんな話になったかというと、
私の家のお向かいの家の奥さん、アンナさんと立ち話したからなの。
彼女、私と同い年で、
同じ年頃の子ども(あちらは4人も!)がいるのですが、
なんと現役バリバリの警察官なの!
マルムという町(スウェーデンで3番目の大きな街)まで、
毎日朝6時頃ご出勤。
(車の出入りがわたしのキッチンから丸見えなのです)
冬はまだ真っ暗の中。
私はいつも「アンナさんはえらいなー」
と思っているのです。
そうそう、移民の話でしたね
アンナさんはこうした移民の人たちの中の
「不法滞在」を取り締まるお仕事をしているのです。
スウェーデンの住民票をもらうためには、
難民である場合は
「難民申請」
をして、許可をもらわないといけないそうで、
その許可というのが何ヶ月もかかるそうで。
その間スウェーデンで暮らしていると、
たまに許可がおりる・おりないに関わらず
行方をくらます人がいるそうなの。
トンズラっていうのかしら?
アンナさんはそういった人たちを探しているのです。
でもね、アンナさんこれから長期出張なの。
しかもアフリカの南スーダンよ!((((((ノ゚⊿゚)ノ
砂漠、難民キャンプ、マラリア・・・・
北欧から日中40度の灼熱の国へ・・・
すごい、すごすぎる・・・
私にはできない・・・
びっくりマナコで驚いてる私に、
「なんで?(人生で)今が一番若い時なのよ。
やりたいことは今やらなくちゃダメよ!」
とピシャリ。
彼女の真っ直ぐな意志と潔さを感じた瞬間。
いつも迷って迷って、
結局一歩踏み出せないことが多い私。
でもアンナさんの生き方を見てると勇気もらいました
明日も頑張るぞ!

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