ランチをすませ、午後の観光スポットめぐりを始めましょう。
函館市電”末広町”電停で降ります。 すると、その近くに古い歴史ある建物発見です。
ここは、”旧金森洋物店”であり、現在は郷土資料館になっています。 この建物は、明治13年築造、れんがとしっくいの耐火建築が特徴の北海道指定有形文化財です。
店頭には、こんな樽? 看板には、ケレーの文字が?
気になる「ケレー」とは、鶏肉を煮込んでドロドロにしたスープのようなものだったそう。当時は滋養強壮に効果があるとして健康食品のような扱いで販売されていました。それをお酒にした「ケレー酒」も、薬用酒のように服用されていたそうです。
入場料100円を支払いし中に入ります。 これは金庫ですね。
昔の商家の再現がされています。 このお店は洋服の生地や舶来の雑貨・小間物、缶詰、ビールなどを手広く販売する店舗として営業し、1925(大正14)年まで現役の店舗として使用されました。
2階に上がりますと、昔懐かしいお店の雰囲気がジオラマで作られていました。
そうそう、昨日訪問した函館の赤レンガ倉庫もここで商売をしていた金森家の持ち物だったそうですよ。
函館の発展の原動力になった名家なんですね。
この続編は明日へ!