関心領域 映画レビューと興行収入予想 | メロの映画レビュー

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ストーリー:

タイトルの「The Zone of Interest(関心領域)」は、第2次世界大戦中、ナチス親衛隊がポーランド・オシフィエンチム郊外にあるアウシュビッツ強制収容所群を取り囲む40平方キロメートルの地域を表現するために使った言葉で、映画の中では強制収容所と壁一枚隔てた屋敷に住む収容所の所長とその家族の暮らしを描いていく。

劇場公開日は2024年5月24日。

 

評価:5点満点中3.8点

 

感想:

まあ、見方によっては面白い、といった感じでしょうか。

アウシュビッツ強制収容所に隣接する邸宅の暮らしを描いた作品です。

 

収容所に近いということ以外は平凡な家族のやりとりなので、ドラマチックな展開は一切ありません。

見る人によっては何が面白いの?と思うでしょう。

個人的にはちょうどVlogチックな映画が観たかったので素直に楽しめました。

 

ナチスドイツでの独裁体制化の時代なので、ヒトラーを崇拝する不気味さはありました。

しかし制作陣の意図は独裁体制の恐怖でも収容所の実態解明でもなく、隣で劣悪な暮らしをしている中での平凡な暮らしを描きたかったのだと思います。

観客を怖がらせるホラー要素もあるのかと思っていましたが、そんなものは全くなかった。

一応家庭内の環境の変化やそれによる家族のいざこざなんかも描かれていて、私はそちらのほうに目移りしてしまっていた。

収容所の恐怖は映画のテーマとしては少々薄かったなという印象です。

 

 

 

 

 

興行収入予想:

劇場公開日は2024年5月24日。

今週公開の映画は「違国日記」「あんのこと」「かくしごと」「劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく!」など。

「関心領域」は5月27日発表の映画ランキングでは初登場5位にランクインし、現在2週連続でトップ10入り。

最終興行は3億5000万円と予想。

 

今年17本目の映画です。


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