ストーリー：
26歳の折村花子は幼少時からの夢だった映画監督デビューを目前に控え、気合いに満ちていた。そんなある日、空気の読めない男性・舘正夫と運命的な出会いを果たす。ようやく人生が輝き始めたかに思えた矢先、花子は卑劣なプロデューサーにだまされ、全てを失ってしまう。失意の底に突き落とされた花子を励ます正夫に、彼女は泣き寝入りせずに闘うことを宣言。花子は10年以上音信不通だった“どうしようもない家族”のもとを訪れ、父や2人の兄たちの力を借りて、大切な夢を取り戻すべく反撃を開始する。
劇場公開日は2023年10月27日。
評価：5点満点中3.5点
感想：
後半からは面白かったのですが、そこに至るまで結構長い。
「茜色に焼かれる」のときも思ったのですが、不愉快な事象の描き方が荒々しくそこが引っかかった。
大木こだま・ひびきも「そんな奴おらんやろ」と言っているだろう。
コロナ渦中の話を織り交ぜていましたが、この手の話は他作品で散々扱われたので冷めてしまった。
ただ、後半からの家族の掛け合いは面白くハマってしまった。
各々のキャラが立っていてそれぞれに見せ場がある。
登場人物のセリフや感情が支離滅裂で理解するのは難しいですが、急に覚醒して面白くなるときがある。
どんでん返しの逆転劇が始まるのかと思いきや、そうではなかった。
Vlogチックな映像に酔いしれる、これまでと同様の石井裕也作品だった。
面白いシーンとそうでないシーンの落差の激しい映画でした。
興行収入予想：
劇場公開日は2023年10月27日。
10月30日発表の映画ランキングでは、初登場圏外を記録。
最終興行は5000万円と予想。
今年56本目の映画です。
最後まで見て頂き、ありがとうございます。いいねボタンとブログのフォローをよろしくお願いします！！
Ameba Pickの商品紹介も是非ご覧ください！！
(C)2023「愛にイナズマ」製作委員会
