デジモンアドベンチャー02 THE BEGINNING 映画レビューと興行収入予想 | メロの映画レビュー

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ストーリー:

本宮大輔ら“選ばれし子どもたち”が大冒険を繰り広げてから10年が経った2012年。成長しそれぞれの道を歩み始めた大輔たちは、パートナーデジモンたちと変わらぬ絆で結ばれていた。ある日、東京タワー上空に巨大なデジタマが出現し、「みんなにともだちを。世界中すべてのひとにデジモンを」というメッセージを発信。世界中から注目が集まる中、大輔たちの前に、世界で初めて“選ばれし子ども”になったという謎の青年・大和田ルイが現れる。“選ばれし子どもたち”誕生の裏には、幼いルイのある願いが隠されていた。

 

評価:5点満点中3.5点

 

感想:

1999年に放送されたアニメ「デジモンアドベンチャー」はリアルタイムで観ていて、デジモン世代です。

しかし、SNS上の知り合いはデジモンオタクばかりで、彼らほどの知識はありません。

 

アニメはフジテレビ系列で毎週日曜の朝9時から放送されるのが恒例になっていて、2023年3月までは「ゴーストゲーム」が放送されていました。

デジモン映画としては2020年の「デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆(ラスエボ)」以来で、「02」としては22年ぶりの劇場作品です。

特にラスエボの評判が良かったので、「夏へのトンネル、~」「BLEACH 千年血戦編」でノリにノッている田口智久監督の新作映画ということで期待していました。

 

一本の映画としては、それなりに楽しめました。

02勢にそれぞれ見せ場があり、全員の進化シーンもしっかり載せている。

 

ただ、「ラスエボ」と比べると、戦闘シーンが圧倒的に少ない。

というか、敵という敵がほとんどいない。

前作であった新しい○○も特にない。

ラスエボでド派手なアクションに感動したファンからは、物足りないと感じるでしょう。

 

戦闘が少ない代わりに、今回は新キャラの人間ドラマを深掘りしています。

前回のメノア同様、深い闇を抱えています。

tri.の時から思っているのですが、劇場版はこれからも闇シリーズで推していくのでしょうか。

 

おそらく、無印よりマイナーな02ということで、予算が少なかったのだと思われます。

そんな中でやりくりしたと考えると、及第点といえるでしょう。

一見さんお断りの映画ではありますが、「分からなくても楽しめるぜ!」みたいなノリで観ても楽しめると思います。

 

デジモン映画はこれからも制作されるのでしょうか。

ラスエボで完全に終わったと思っていましたが、今でも根強いファンがいるので続編があっても良いと思う。

 

 

 

 

 

興行収入予想:

初週の公開館数は74と、全国規模の映画に比べたら少ない。

今週公開の映画は他に「ドミノ」「愛にイナズマ」など。

2020年の「デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆」は初登場6位でしたが、コロナで映画館閉鎖があったりして最終興行は3.1億円。

先週の映画ランキングでは再上映された「ONE PIECE FILM RED」が、アマプラで見放題なのにも関わらず一位を獲得しました。

今週は大作映画の上映も少ないので、上位を狙えます。

もしかしたら、1位をとるかもしれない。

初登場3位、最終興行は7億円と予想。

 

今年55本目の映画です。

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(C)本郷あきよし・東映アニメーション・東映