魂レベルで縁のある人のこと | Londokinawaの世界へようこそ❤

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アメリカ在住を経て、国際結婚を機に2003年から憧れだったイギリス在住。
身近にある素敵や笑いや日常のあれこれを、そのときの気分で自由気ままに発信していきます☆

みなさん、こんにちは☆こんばんは☆

 

今回も当ブログに起こし頂きありがとうございます❤

そしてたくさんのいいね!やフォローもありがとうございます❤

 

***

 

先日「First Love 初恋」を見終えて、

 

 

人との出逢いや、

出逢うべくして出逢った人たちのことや、

ソウルメイトなどについて、

考えています。

 

今回は、出逢うべくして出逢った人たちの中でも、

魂レベルで強いつながりのある人について書こうと思います。

 

上手く書けるかなー。

 

***

 

その人と出逢ったのは、

90年代後半のこと。

 

この縁のある友達と出逢ったのと同じ年です。

 

 

 

私が20歳のときのことです。

 

出逢いは「初恋の人」と出逢った場所でした。

 

アメリカから帰ってきて2か月くらい経ったある夜。

友達が手伝っていたバーにて。

 

当時私はアメリカのカレッジに行くことを目標に

一時帰国中。

 

日本で働いて留学資金を貯めながら、

TOEFLに向けて勉強し、

カレッジが求めるスコアを取れたら、

またアメリカに戻る予定でした。

 

でもその先には「イギリスに住む!」という

頑なに決めた大きな目標がありました。

 

アメリカのカレッジに行くのも、

イギリスに住む最終目標に向けての

中間地点。

 

アメリカに永住するつもりは全くなし。

 

でもとりあえず、

一番近い目の前のやるべきこと、

 

アメリカのカレッジに入る
 

という目標に向けて頑張っていました。

 

 

そんなときに出逢った彼。

 

「英語を教えてあげるから、日本語教えて」

 

と数日後に会う約束をして、

出逢ったばかりなのに、

まる1日一緒に過ごして

何とも言えない居心地のよさがあって、

しかも超クールでカッコよくて。

その次に会ったときには、

彼から私への想いを綴った詩をプレゼントされ、

やることがいちいちカッコよくてクールで、

圧倒されて付き合うことになりました。

 

予定外のこと。

 

その彼は、

私のように音楽好きで、

彼の部屋に行ったときには

いつも音楽がかかっていて、

たくさんの音楽を一緒に聴いて過ごしました。

 

これまであまり良さのわからなかったラップも

彼の影響で大好きになってどんどんハマっていきました。

特に彼が当時お気に入りだった2pacのアルバムを

真似して買ったり。

 

ラップだけではなくて

ポップスやロックなど、

いろんなアーティストの曲を聴いていて、

音楽の趣味が本当によくてセンス抜群。

彼が流す曲全部が私にとって最高で

心地よい領域。

そんなところも良かったです。

 

そして偶然なことに

「初恋の人」と同じ州出身。

 

***

 

アメリカのカレッジ探しをしていたときも、

アドバイスをくれました。

 

私は東海岸の田舎のカレッジを探していて、

特にニューヨークの田舎に惹かれていました。

 

すると彼が、

 

「ニューヨークの冬の寒さは相当厳しいよ。

大学の勉強や宿題も大変だというのに、

あんな寒いところに行ったら余計大変だと思う。

冬の寒さに慣れていないMelinaは、

カリフォルニアがいいと思う。

サンディエゴには詳しいから案内してあげるよ」

 

と言ってきたのです。

 

西海岸にはすでに半年住んだこともあったので、

東海岸を中心に探していたんですが、

彼の助言もあって、

サンディエゴのカレッジを中心に探しはじめました。

 

サンディエゴにある、

自分が専攻したい科目が勉強できるカレッジを

リストアップして彼に見せてみると、

それぞれのカレッジの周辺はどういう環境など

教えてくれました。

 

今ならグーグルというツールがあって

簡単に調べられますが、

当時はまだそういうツールが普及してなかったので

アメリカの大学の情報が載っている留学雑誌か、

実際にその地域に詳しい人からの話を聞くという

アナログな方法でしか情報を入手できなかったんです。

 

あの時点では、

TOEFLのスコアがまだ足りてなかったので、

いつカレッジに行けるのかの見通しは

全然たっていませんでしたが。

 

 

***

 

私は恋愛をすると、

その相手にスゴくのめり込んでしまって、

相手のことで頭がいっぱいになってしまうんですが、

連絡をくれると言って、

電話が来なかったりすると、

電話の前でずっと待っていて、

イヤな気持ちになったり、

感情に振り回されて疲れたりします。

(あの当時携帯電話は持っていなかった)

 

そんなことが数回重なったことがあって、

我に返りました。

 

何してるんだ私?!

恋愛なんかしてる暇なんてない。

カレッジ留学に向けて頑張らなきゃ。

 

そして彼への気持ちを理性で押さえました。

 

その前の年に付き合った

「初恋の人」とのように、

遠距離になって自然消滅なんて

同じことは繰り返したくない。

あのあと、

メンタル面でけっこう大変だったから。

 

私は「将来イギリスに住む」という夢に向けて

彼をシャットアウトしました。

 

そしてフルタイムの仕事にもついて、

新しい生活をはじめました。

 

彼がアメリカに帰国する前に

どうしても会いたいと言われて

会ったんですが、

彼は私との関係を続けたいようでした。

正直、私の気持ちは揺れ動きました。

 

でもやっぱり将来はイギリスに住みたい。

彼と関係を続けていたら、

将来はイギリスに住めなくなると思って、

彼への気持ちを理性で抑えこみ、

彼の連絡先も聞かず別れました。

 

その別れ際に、

一応私の住所は渡しました。

彼がとても名残惜しそうにしていたこともあって。

 

でも私は彼の連絡先はあえて聞かなかった。

 

彼への気持ちを理性で抑えていた私ですが、

彼が帰国してしまって、

数日もたたないうちに、

彼への気持ちが抑えられなくなりました。

 

とは言っても、

彼の連絡先も知らない。

 

私の住所を知っている彼からの連絡を待ちました。

 

結局彼から連絡は一度も来なかったんですが、

ものすごく未練たらたらで、

あのときに彼への気持ちを理性で抑えて

彼を拒んだことをひどく後悔しました。

 

彼と別れて1年半経った頃に

カレッジ入学が決まりました。

 

彼のアドバイスを受けて探した

サンディエゴにあるいくつかのカレッジの中から

私が選んだカレッジ。

 

正直彼が生まれ育った州のカレッジに

行こうかとも考えたんですが、

そこも冬の寒さが相当厳しいところなので、

断念しました。

 

その州に行ったからと行って

再会できる保証もなかったし、

その州に住んでないかもしれないし。。。

 

そのサンディエゴのカレッジに通っているときに、

今の夫と出逢ったのです。

 

そして縁あって結婚することになり、

「イギリスに移住する」という夢が叶いました。

 

***

 

あのカレッジに通っていなかったら、

夫と出逢うことはなかったと思います。

 

彼のアドバイスがなければ、

100%の確率で東海岸を選んでいたので。

 

なので、

間接的にでも出逢うきっかけを作ってくれた

あの彼にいつかお礼を言いたいと思っていました。

 

夫と結婚しなかったら、

愛する娘たちとも出逢えなかったし。

 

***

 

そうこうしているうちに、

facebookというSNSツールが出てきました。

 

真っ先に彼の名前を検索しました。

 

同姓同名の人がたくさん出てきて

探すのに時間がかかりましたが、

それらしき人を見つけたときには

心臓が止まるかと思いました。

 

久しぶりに見る彼の姿。

 

風貌が相当変わっていましたが、

面影は残っていたので、

あの彼なんだろうと思い、

数日迷いましたが、

思い切ってメッセージを送ることにしました。

 

 

最後に会ったときに

彼の人格を否定するような

ひどいことを言ってしまったことも

気になっていたので、

まずそのことを謝って、

そのあとに彼の助言通りに

サンディエゴのカレッジに行ったお陰で、

今の私の生活がある。

とても感謝していると伝えました。

 

彼がどういう状況にいるのか

全く分からなかったので、

迷惑のかからないように、

もし迷惑だったらスルーしてもいいと

最後に添えました。

 

数時間後に彼から返事が来たときには、

正直、舞い上がりました。

 

何年もの間、

必死に探そうとしても

探しきれなかった彼と

やっと繋がれた。。

 

その彼も

私から突然連絡がきたことに対して

かなり驚いていました。

 

お互いこうして元気で生きていることに

ほっとしながら、

そしてしばらくの間、

頻繁にやり取りが続きました。

 

あのときには話せなかったこと。

次から次とあふれ出てくる言葉。

 

まあ付き合っていた当時は、

私の英語力も今ほどではなかったので、

言葉の壁もあったかもしれませんが(笑)

 

彼も私の英語が上達していることに

驚いていました。

 

最後に会ってから

10年近くの歳月が流れ、

その間に私はサンディエゴの

カレッジを卒業して、

結婚して娘にも恵まれ、

イギリスで家庭を築いていますが、

その彼にとって

どんな10年だったんだろうと思いました。

 

大好きな友達には、

幸せでいて欲しいといつも願っているので。

 

すると彼は、

幸せとは正反対のところにいました。

 

一度結婚していたんだけど、

奥さんと一緒にボランティアで

いろんな国を回っていて、

東ヨーロッパだったか、

ある国でボランティアの仕事をしている最中に

奥さんを亡くしたというのです。

 

あまりにもひどい出来事だったので、

詳しいことは話さないけど。。。

 

と彼。

 

言葉を失いました。

 

と同時に、

 

それ私だったかもしれない

 

と思いました。

 

その話を聞いてとっさに思ったのが、

 

私のガーディアンエンジェルが

守ってくれたんだ。

 

でした。

 

奥さんを亡くした翌年には、

最愛のお母さんを癌で亡くし、

それから自分は変わってしまったと

言っていました。

 

恋愛面では

何度か出逢いはあったけど、

どれもうまくいかないらしく、、、

 

***

 

彼のお陰で今のこの生活がある。

 

と、感謝の気持ちを伝えたときに、

彼も私との出逢いで、

たくさんのことを学んだと言っていました。

 

というか、

私は別に何もしていないのに、

私との出逢いで、

勝手に何かを悟ったようです。

 

***

 

彼と頻繁にやり取りをしていたとき、

長女はまだ幼稚園とか小学校低学年でした。

 

夫は海外出張続きで、

国内にいても帰りが遅いことが多く、

母子家庭のような生活が続いて

大変な時期でした。

 

夫の家族とのつき合いにも

正直苦痛を感じていたし、

こうあるべきという価値観を

周りに押し付ける

義母色に染まった環境で、

堅苦しい思いをよく抱えていた私にとって、

自分らしく自由にいられる

彼とのやり取りは

かなり救いになりました。

 

精神的にいっぱいいっぱいで、

私が大好きな音楽でさえ

ノイズと思えて、

音楽が全く聞けなくなった時期があったんですが、

そんな私の生活にまた音楽をもたらしてくれたのも

彼でした。

 

そして彼が紹介してくれたアーティストが、

私の中で大ヒット。

 

これは縁あって出逢った

大好きなお友達みんなにも共通していることですが、

みんな音楽好き。

 

それぞれみんなから紹介されたアーティストが

私の中で大ヒットすることがよくあります。

 

その人たちみんなと

全ての趣味が合うというわけでは

ないと思いますが、

その人たちは

私が心地いいと思える空間に

存在しているので、

その人たちの心に響くことや

ヒットすることが

自然と私も共感できることがあるんだと思います。

 

***

 

頻繁だったその彼とのやり取りは

自然に回数が減り、

その間に彼に何度か彼女ができたり、

私も2人目を出産したり、

それぞれの生活で忙しくなり、

全く別の人生を歩んでいますが、

お互いが特別な存在として

存在していることに変わりはありません。

 

私は彼には幸せになって欲しいと思うのです。

 

***


不思議な話になるんですが、

もしこんな話がいやと思うなら、

スルーしてもらってもかまいませんが、

彼とは違う星に存在していたことがあるようです。

 

何度かそのときのことが夢に出てきて、

とてもリアルな夢で、

全く違和感を感じずにすんなりと納得できました。

 

私が前世に別の人生を生きていたときにも、

一緒にいたような記憶が薄っすらあります。

 

***

 

一時期恋人として

一緒に過ごしましたが、

今世は結ばれる運命ではなかったように

思います。

 

あまりにも違う人生を歩んでいるし、

大変なことも正直あるけど、

私にとって、

今の人生が幸せです。

 

でも、

お互いがお互いの人生に影響を与え合うために、

あのタイミングで必然的に出逢ったんだと思います。

 

私の人生においては、

私が出逢うべき人に導いてくれる手助けを

してくれた。

 

彼の人生においては、

今の人生を歩むための手がかりを

つかむ手助けをした。

 

こういうことかな。

 

***

 

数年前にふと気づいたんですが、

その彼と私の夫の共通点の多さ。

 

まず最初に気づいたのは、

ラジコンカーやラジコンの飛行機?で

遊ぶのが好きなこと。

自分で色を塗ったり、組み立てたり、

修理したり、そういうのも得意。

 

車好きなところ。

自分で修理もできるくらい詳しい。

 

私の夫はカリフォルニアにいたときに

小型飛行機の免許を取ろうと

何度か訓練を受けていたようですが、

その彼は実際に飛行機の免許を持っていて

パイロット。

 

2人ともDIYが得意。

自分で部屋を改造したり、

壁を壊して部屋を広くしたりなどの

大がかりなことも得意。

 

生まれ日が同じ。

(〇月〇日の〇日のほう)

 

名前のイニシャルが同じ。

(苗字じゃなくてファーストネームのほう)

 

同じ血液型。

 

 

さっと思いつくのはこれくらいですが、

もしかしたら他にもあったかも。

 

おもしろいことに、

共通点はたくさんあっても、

2人は全く違ったタイプなんです。

 

その彼は、超アメリカ人。

価値観もいろんな面において、

伝統的なアメリカ人だと思います。

中西部の人の特徴かはわかりませんが、

愛国心があって真面目で堅実だと思います。

 

夫は、超がつくほど典型的なイギリス人。

アメリカで4年住んでいた間も、

アメリカ文化に影響されることは全くなく

イギリスさを保っていました(笑)

アメリカ人と話すときは、

ところどころ

アメリカ人には理解できない

イギリス英語の単語を避けて、

アメリカ英語の単語を使っていましたが。

 

***

 

前世からの繋がりがあるその彼には、

どうにか幸せになって欲しい。

 

そう強く願います。

 

みなさんにも、そういう存在の人っていますか?