プロジェクトマネジメントの現場

見渡せば仕事の現場はプロジェクトばかり。

コンサルやシステム開発の現場で培ったプロジェクトマネジメント知見を日記に綴っていきます。日記の中では以下のような知識体系紹介していきます。


右矢印プロジェクトマネジメント知識体系:PMBOK、P2M

右矢印開発方法論:ウォーターフォール、UP、XP、Scrum

右矢印能力成熟度モデル:CMMI

右矢印テクノロジ:ハード・ソフトどちらも適当に。。



一方でこれらの知識はあくまで先人が経験則から築いた参照モデルにすぎません。

第一線でこれらの知識をいかに活用していけばよいのか?

現場の立場から詳しくお伝えしていきます。


【すべてのビジネスマンに向けて】
 

プロジェクトマネジメント能力はIT業界や建設、プラント業界だけのものではありません。あらゆるビジネスマンが身につけるべき「リテラシー」の一つであると考えています。

日々の仕事をプロジェクトと捉え、これらのフレームワークを有効に活用することで仕事の品質を高めることができるでしょう。

ワンランク上の成果を出すための一助となればと思っています。



#しばしば話が脱線しますが、そこはご容赦を。。

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マネージャに対する「メンター」制度の必要性

ピカピカの新入社員が入社する季節になりました。

私も現在の環境では新入社員のようなものですが、やはりあの若さ、活力には圧倒されてしまいます(笑)。。


様々な企業で新入社員のケアを担当する「メンター」制度が用いられています。数年先輩の社員が社風や業務に慣れさせるため、またメンター自身が部下を指導するという立場を経験するためにとても有効な制度です。


この制度は通常新入社員が対象となる場合がほとんどですが、私は「マネージャ」クラスにも必須ではないかと感じています。特に技術系の職種では、一介の技術者からマネージャになる段階で大きな「壁」を感じることが多いと思います。日本の場合、スペシャリストのポジションを設けるケースは少なく、ある程度キャリアを積んだ社員はマネージャになるべく、選択を迫られます。


キャリアの中でマネージャというポジションは、それまでの経験とは異なる知識・スキルが求められるため、大きなキャリアチェンジと言えるでしょう。その意味で新米マネージャは新入社員と同様、きめ細かいケアが必要だと思うのです。

知識やスキルの習得を研修などを通じて身に付けることは大切ですが、より根源的なニーズとして、マネージャというポジションを受け入れるためのメンタル面の準備がより大切なのです。


私の場合、20代半ばに初めてリーダクラスとしてプロジェクトを仕切る立場になり、先輩の仕事振りを見ながら、また書籍や研修を通して知識やスキルを身につけながら、懸命に実業務をこなしていった覚えがあります。


が、このプロセスが非常に孤独だったことも鮮明に覚えています。仕切る立場として様々な局面で「決断」を求められ、自分の判断が正しいのか客観的な意見を求めようにも先輩はより大きな決断で振り回されている・・・


そんな時、とても孤独に感じました。マネージャという立場での悩み・不安は誰しもが持っているものであり、独力で解決する性格のものでは無いと思います。

マネージャというのは「ヒューマンスキル」を根底として、コミュニケーションスキルやリーダシップのスキルが第一に求められます。ある意味、自分のこれまでの行動特性が色濃く反映されるのです。

マネージャに向き/不向きというものがあるのは、まさにこの点に起因しています。


その分、実業務でうまくいかないことがあると、自分の人間性を否定されるような気分に陥ります。孤独な気持ちがより一層深まります。知識やスキルとして身に付けることができれば解決できたようなことでも、自分そのものを否定されたような気持ちになるのです。


こんな新米マネージャに対して、経験を積んだマネージャがより近い立場で、スキル面だけではなくメンタル面もサポートすることを制度として確立することは大切ですし、優秀なマネージャを育成するためにも非常に有効だと思います。


このような制度を通じて、新米マネージャをつぶさないために、マネージャ職特有の「孤独感」をケアすることが急務であると考えています。




やはり統合しましたね・・

NTTデータ傘下の3つのコンサルティング会社。いよいよ統合するようですね。

以下ITProの記事からの抜粋です。


NTTデータ、コンサル系3社を統括する中間持ち株会社を設立(ITPro)


NTTデータは2009年3月16日、コンサルティング関連子会社を統括する中間持ち株会社「NTTデータ・コンサルティング」を設立すると発表した。4月1日付で発足する。

 NTTデータ・コンサルティングが統括するのは、NTTデータ経営研究所、NTTデータビジネスコンサルティング、ザカティーコンサルティングの3社。NTTグループのコンサルティング事業強化の一環で、3社の人材やノウハウを柔軟に連携させて、大規模案件に対応できる体制を整える。

 資本金は1億円。新会社の社長にはNTTデータビジネスコンサルティング社長の谷口和道氏が就任する。


私の知人が旧アーンスト&ヤングコンサルティング時代から在籍しておりました。アーンスト&ヤングはその後キャップジェミニに買収され、2005年にはNTTデータに日本キャップジェミニの95%の株式を譲渡し、ザカティーコンサルティングという名前になりました。

私は丁度ザカティーという名前に変わる頃に知人経由でオファーのお話があり、当時のディレクターの方に他のNTTグループ系列コンサルティング会社との事業領域の棲み分けがどうなっているのか、デリバリフェーズに対する中立性は確保されるのか、再編はあるのかといった点を確認したことがありましたが、その時点で明確な回答は得られませんでした。

製造業を中心とした業務コンサルティング領域では優秀で魅力的なファームでしたが、いずれ再編により飲み込まれるのではないかという危惧から、オファーを辞退しました。


特にNTTデータビジネスコンサルティングとザカティーコンサルティングは事業ドメインが重なる部分が大きかったため、再編は予想されたシナリオでした。とは言え、組織・人事・給与体系、企業文化が大きく異なるザカティーを組み入れるのは相当大きなリスクを孕んでいると思います。

NTTデータとしてはユーロ市場への足がかりとしてザカティー(の後ろにあるキャップジェミニ)を蔑ろにすることはないでしょうが、中の人々はどのような気持ちでこの再編を見ているのでしょうか。


外野からの意見で余計なお世話なのですが、今回の発表は「見切り発車」だったのでは?と危惧しています。このような再編を行う場合、事業効率の側面から「一本化ありき」でトップダウンで決まってしまい、具体的な統合のスキームは後回しということが往々にしてあります。この不況の中、話題先行で話が決まってしまうことがあるのです。


統合によりどのようにシナジー効果が表れるのか?いつ頃表れるのか?それとも再編がいつのまにか霧散してしまうのか?業界トップのベンダの意思決定だけに、今後の動向に注目しています。




昔を振り返って・・

自分が年を重ねるにつれ、どう変わっていったのか?

数年前の自分は今の自分を見てどう思うだろうか?


ふとそんなことを考える出来事がありました。


自宅PCのファイルを整理していた時、以前(27~8歳)頃に作った「キャリアビジョン」なるファイルを見つけました。

当時はプロジェクトマネージャとして懸け出しの頃で、今と同じようにキャリアの分岐点に置かれているような立場でした。

当時は技術を極めていくか、マネジメント分野に進むべきかグラグラしており、ようやくマネジメント職に活路を見出していた時期でした。


そんな時に作成した(と思われる)ものが下記の資料です。



プロジェクトマネジメントの現場



プロジェクトマネジメントの現場
プロジェクトマネジメントの現場


今見ると何とも漠然としたキャリアイメージではありますが、技術脳?全開だった頃の精一杯の代物だったのでしょう。


あの頃の自分が今の自分を見てどう思うか大変興味深いですが、振り返るとあの頃に描いていた漠然としたイメージを少しずつ具体化していき、大枠としてはブレない方向を進んでいるかなと感じています。


当たり前のようですが、このような意識は常に持っていないといけませんね。最近仕事に忙殺されて、我を失った状態だったので、自分を振り返る良い機会になりました。。

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