星野リゾート磐梯温泉ホテルで「白虎隊」が振る会津藩旗に見送られ、私たち親子は喜多方に向かいました。
喜多方の観光案内所の駐車場(終日300円)に車を置いて、さっそく街歩き。
江戸時代に街道の街として繁栄した喜多方には、多くの蔵があります。
こんな郵便ポストを見っけ
ちなみにコンクリート製の蔵なので窓や扉は開きませんでした。
当たり前か
いきなり、蔦がいい味出してる建物に遭遇。
これ、観光名所でも何でもないんですけどね
昭和レトロな雰囲気に引き寄せられるように入った店。
いろんな懐かしい物がいっぱいで、BGMはもちろん昭和歌謡
店主がミニチュアの駄菓子屋にライトを点けてくれました。
ケース内の「山田商店」に陳列さた駄菓子の一つ一つが小さいのに超リアル
ダイハツのミゼットは子どもの頃に、街でよく見たっけ。
こちら若喜商店、味噌醤油の老舗で創業は宝暦5年(1755年)
8棟ある蔵の一つで明治37年(1904年)に建てられた、レンガ造りの洋風建築です。
蔵といえば漆喰のイメージが覆されました。
ここはどうやらラーメン屋。
こちらの酒蔵は窓の扉が重厚。
街のそこかしこに昔の映画のポスターが。
でも、これは昔のじゃなくて新しく作ったもの。
大川橋蔵のポスターも新しいけれど、ちゃんと昭和風になってます。
大通りから外れて路地を入っても、多くの蔵があります。
奥に入ると見栄えは気にしないのかな。
漆喰が剥がれて剥き出しです。
非の打ち所のない、美しい外観もいいけれど、こちらも味があって捨てがたい。
人だってそう。欠点があるくらいが親しみが持てます。
こちらは酒屋。
夫は行列に並ぶのが嫌いなので、すぐ入れる店で喜多方ラーメンをいただきました。
奇をてらうようなトッピングがなく素朴で、私は断然こっちの方が好き。
路地を入った所にあった摩訶不思議な看板。
なになに?洋食盛皿肉鍋丼類中華麺だって。
昔、営業していたんでしょうね。
蔵もいいけど、こんな粋で味がある建物もよき
どこもかしこも蔵だらけ。
電気屋の店頭にあったこれは、ナショナル坊やだっけ?
♪明るいナショナル〜 みんなのナショナル〜って歌があったっけ。
今じゃ社名がパナソニックになったのを知ってる人は、歳がバレるぞ
ガイドブックを見ないで、足の向くまま気の向くまま歩くだけで心が落ち着き、癒されました。
喜多方は本当に素敵な街でした。