天気は、雨の予報でしたが、
観察会中は曇りとなり、
今花の咲いているロウバイの観察から
自然観察会がスタートしました。
今回は、メンバーでもある石合さんの案内で
水元公園グリーンプラザ周辺の自然観察を
行いました。
ロウバイは、黄色い花を付けとてもいい香り。
「芳香剤代わりになる」
と落ちている花を採集。
アキニレの木の種は、マヒワなどの小鳥が好んで食べます。
アキニレの木は、木の皮のはがれ具合が、
まるでパズルみたい。
はまるところはあるかな?
次は、いよいよ水辺を散策。
この時期は、渡り鳥がたくさん来ています。
さっそく、カルガモにカワラヒワを発見。
カワラヒワは、翼と尾が黄色でとてもきれい。
カルガモは群れでいました。
カルガモ(軽鴨)は名前と裏腹に、
カモの中でも重量級で、
牛乳1リットルパック1本分の重さがあるそうです。
ここは、ハスの花がたくさん咲くところで
ハスの実もありました。
名前もこの実が蜂の巣の形をしていることから、
ハチスが略されてハスになったということです。
次は、大物。アオサギに会いました。
近くに寄っても、逃げる気配なし。
真剣に獲物の小魚を狙っている様子です。
アオサギは、背中の色が灰色。昔は白でも
黒でもない中間的な淡い色を青と称していた
ため、アオサギとなったとのことです。
他にも、くちばしが黄色、
頭が緑できれいなカモ科のマガモ、
黒い体に額が白く目が赤い、クイナ科のオオバン、
頭が茶色、目の周りが深緑色の
カモ科のコガモも見ることができました。
コサギも見ることができました。
全身の羽が白くとてもきれい。
優雅に飛んでいきました。
他にも、背中の模様が特徴のキジバトに、
頭から肩、背にかけてが濃い黒色のセグロセキレイ、
♪だるまさんころんだ♪
のようなリズムにあわせて歩くツグミ、
そして、街中で見られるポピュラーな鳥のムクドリなど
たくさんの野鳥に出会いました。
◆メモ◆
開催:かつしか自然観察グループ(メジロの会)
テーマ:冬の自然観察会
日時:2015年2月8日(日)10:00~12:00
天候:曇り
気温:4℃
場所:東京都立水元公園 グリーンプラザ周辺(葛飾区)
参加者:メジロの会メンバー(4名)
講師:石合さん(メジロの会)