初夏の水元公園 ~ オニバスが咲いた ~ | メジロの会通信

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子どもたちの環境学習・体験学習を応援するグループ、
メジロの会からのお知らせブログです。


水元公園のHPにオニバス開花のお知らせがUPされました。

そこで、台風一過の真夏日にもめげず、
早朝から水元公園へと足を運びました。

水産試験場跡地に着くと、
ハスが咲いました。


ハスの地下茎はレンコンとして有名ですね。


ハスの名前の由来は、
ハチの巣の「ハ」と「巣」から来ているそうです。
花びらが散った後は・・・

まるでハチの巣のようですね。

ハスは、早朝から咲いて、お昼ごろには閉じてしまいます。
観察する方はご注意ください。

トンボが舞う池端をゆっくり自然観察しつつ、アサザの自生地ゴンパチ池に向かいます。
アサザは、晴れの日に咲くと言われていますが・・・


咲いていました。
とてもかわいらしいです。


ゴンパチ池の公開時間は、
9:00~10:00です。
観察する方はご注意ください。

なお、アサザは、国の準絶滅危惧種です。



そして、オニバスの咲いている水産試験場跡地 A18号池へと向かいます。

入口は、水産試験場跡地とごんぱち池の中間地点くらいで、
公開期間中は案内があります。
A18号池は、9:00~14:30まで入れます。

A18号池。
オニバスの大きな葉がたくさん浮いています。

池の脇には記念碑があります。

咲いていました。
昨年につづき今年も。

紫色が鮮やかです。
そして、かわいらしい。

そう、かわいいのです。
なぜなら、数十センチの大きな葉に対し、
花は数センチなのです。



ぜひ、実物を見に行ってください。

なお、オニバスは、東京都指定天然記念物であり、
残念なことに、
国の絶滅危惧Ⅱ類に指定されています。


written by I