広島の新スタ、エディオンピースウイング広島に行って来ました。試合は0-1で残念ながら負けました。
現在アビスパは故障者続出、出場停止の選手も居るという厳しい状況でした。結果負けたしその中でミスや決定力不足などの課題もありましたが、そのメンバー構成で苦しい中でも「充分戦える」というのを示してくれたのではないかと思います。確かに悔しかったですが決してネガティブな気持ちではなく、次節に向けて前向きな気持ちになれました。
前向きになれたのは試合後選手が見えなくなるまで歌い続けた「アビスパオーレ」も大きかったです。これで「大丈夫、次は勝てるよ!」と切り替えてられました。それだけに次節は大事です。連敗を止めて勝ち点3を掴み取りましょう。
【以下試合以外のネタ】
広島は昨年の交流戦以来でしたがサッカー観戦では初めて来ました。
広島と言えばお好み焼き。11時前に広島に着いたので10時から開いている「ひろしまお好み物語駅前ひろば」に行きました。お好み焼きは福岡でも食べられますが、広島弁が飛び交う中で食べるとより美味しいです。そしてお店のお兄さんが「最近サッカーのチケットが全然取れんのですよ」と言ってました。野球もサッカーもチケットを完売させる街広島。大人気コンテンツと言われてるホークス戦さえ招待券ドーピングでスタンドを埋めている福岡とは大違いです。
お好み焼きを食べた後は原爆ドーム
広島平和記念資料館に行きました。
広島には野球観戦で何度か来ていますが、基本広島駅とマツダスタジアム周辺ぐらいが行動範囲だったので、所謂繁華街方面はかなり久しぶりで資料館は初めて行きました。私は長崎に子供の頃住んでいたのでそれなり原爆の事は分かっていたつもりでしたが、実際に様々な展示を見ると改めて平和の尊さと核兵器の怖さを痛感しました。新スタジアムからも徒歩圏内なのでより多くのサッカー観戦者にも訪れていただきたいです。
その後は旧広島市民球場跡地を経由してエディオンピースウイング広島に向かいました。跡地はイベント広場になっていました。
一方で旧市民球場時代からあった勝鯉の森の記念碑は当時のままで2016年からのカープのリーグ3連覇も追加されていました。
そしてエディオンピースウイング広島です。街中なのにこれだけのスタジアムが出来たことに衝撃です。
スタンドには屋根があるので雨でも濡れずに観戦出来ます。そしてピッチが近くて見やすいです。
試合前にはビジョンでサッカーのルール説明が流れていました。初めてサッカーを見る人にとっては親切に感じるでしょう。
ハーフタイムのイベントは光と火を効果的に使っていて大がかりでした。まるで福岡ドームみたいです。
後半開始前には野球ファンにもお馴染みの「Kernkraft 400」が流れましたがアビサポ的にはグローリ選手のチャントなのでアビスパゴール裏はノリノリで歌っていました(笑)
唯一残念だったのがアウェイゴール裏で利用できるスタグルは2店舗のみ。メニューはちょっとしたつまみとビールぐらいでした(つまみは美味しかったけど)。ただ街中のスタジアムなのでスタジアム周辺のお店で事前に調達すればビール以外はカバー出来ると思います。
という訳で広島の新スタ、エディオンピースウイング広島ですが本当に素晴らしいです。繁華街が近いですが広島駅も徒歩30分程度で行けるのも良いです。この日の観衆は約25,000人。広島と言えばカープのイメージが強いですが、それでも毎試合のようにチケットが完売しているのが素晴らしいし羨ましいです。
また来年もチケット争奪戦を勝ち抜いてアウェイゴール裏に行きたいと思います。その時こそ勝ち点3をゲットしたいですね。その為にも一日も早く残留安全圏に逃げ込みたいです。