東京ドームに行って来ました。
以前ポール・マッカートニーのライブで来た事はありますが、ここでの野球観戦は初めてでした。因みに前身の後楽園球場では一度観戦した事があります。そしてそれは私にとって初めて球場で観たプロ野球の試合でした(多分讀賣vsロッテ)
チケットを買った時点では知らなかったのですが、この日は讀賣球団創立90周年記念の一環で「王貞治デー」と銘打って開催されました。
その為ビジター席も含む来場者全員に背番号1のTシャツが配られました。
今回の席はレフトビジター席でしたが、ここの外野席は福岡ドームより狭かったです。しかも一列20席の真ん中の席だったので出入りが大変でした。なので?ビールは試合前に飲んだ一杯だけでした。
先述の通りこの日は「王貞治デー」だったのでそれに関する演出も多かったです。セレモニアルピッチでは張本勲さんが登場。
場内は沸きましたが、杖をついてヨロヨロ歩くなど正直想像以上の衰えっぷりに驚いたのも事実です。サンデーモーニングで「喝!」と言ってた頃の面影はありませんでした。ボールを投げるというより前方に落とすといった感じでした。人間は生活のハリが無くなると一気に衰えが来るのでしょうか。
始球式は「ピッチャー鹿取!」でお馴染みな讀賣王監督時代に4番を務めた原辰徳前讀賣監督でした。
他にもイニング間には王さんと所縁のある方々のビデオメッセージが流れました。ホークス関連だと
城島健司さん
工藤公康さんのメッセージが流れました。
そしてWBC絡みでイチローさんからのメッセージでは大いに場内が沸きました。
肝心な王会長は5回裏終了時に登場。
両軍監督と張本さんと原さんと記念撮影が行われました。
スタメンです。ルーキーの廣瀨選手が昇格即スタメン。勿論プロ初出場です。
先発の有原投手は調子が良いようには思えませんでしたが、それでも点を与えないのは勝てる投手の証拠です。
そしてセリーグ主催のお楽しみな投手の打席。有原投手が2打席立ちましたが1打席目は良い当たりのレフトフライで2打席目は送りバントを決めました。
そんな有原投手を援護したい打線ですが、直前のロッテ3連戦で27イニング2得点という貧打なので当然の如く讀賣先発の山﨑投手を打てずに4回に今宮選手がヒットを打つまでノーヒットでした。
それでも5回、栗原選手がライトへソロホームランを放ちやーーーっと先制しました。
しかし6回有原投手が無死一三塁のピンチを迎え同点までは仕方ないと覚悟しましたが、相手の拙攻もあって無失点で凌ぎました。
7回表は関東の「アッチャン」が発動される中、一死満塁で柳田選手の内野ゴロで2点目を取りました。
ホークスは7回はヘルナンデス投手が登板。
ヘルナンデスvsヘルナンデスというネタを挟みつつ無失点に抑え
8回は千葉で大炎上して状態が心配された松本投手
9回はオスナ投手が無失点に抑えホークスが勝ちました。
打線は復調には程遠かったですが勝てば良いのです。それにしても我々の偉大なる王会長の業績を讃えてくれてビジター応援席にもお土産(Tシャツ)をくれてその上勝たせてくれるとは何ともお人好し有り難いです。
ヒーローインタビューは先制ホームランの栗原選手でした。
ヒーローインタビュー後の写真撮影ではこの日配布された背番号1のジャイアンツTシャツを持ってました。この場面で対戦相手のグッズを持つというのはなかなか無い光景です(笑)
二次会には遠征してきたハリーとハニーズも参加しました。
締めにハリーとハニーズのおねえさんがバク宙を披露してくれました。福岡ではハリーはバク宙をやらなくなったのでこれは貴重です(笑)
昨年の神宮以来のビジター観戦でしたが、相手が讀賣という事もあってビジター応援席は本当に熱量が凄かったです。試合数が多い福岡でここまでの熱量は難しいかもしれませんが、ホームのファンとして見習う点は多いです。ただパリーグ連盟歌「白いボールのファンタジー」を歌えない人が意外と多かったようにも感じました。「球界再編騒動(2004年)も遠くになりにけり」といった事でしょうか。
いずれにせよ金がかかる分ビジター応援は脳汁が出て熱くなるし勝つと最高です。また機会を見つけて遠征したいと思います。
【オマケ 元ホークス選手】
立岡選手
ホークス在籍は10年以上前だし、その時も殆どファームだったのでビジター席の反応は薄かったです。怪我で育成契約でしたが、先日支配下契約に移行しました。頑張って欲しいものです。
泉投手
昨年まで在籍してたのでビジター席からも拍手が起きました。