おはようございます。スーさんです。
既にオナガを
手にしているスーさん
沖牛根をかすめ
真っすぐに流れていた潮が
少し陸向きに角度を変え、その影響で
大通しを流れる潮も陸牛根方向に向かわず
真っすぐな流れに変わり、その流れ、
70~80m先、沖の潮との合流手前で
アタリを捉えていたのだった
そんな余裕もあって
足下のオナガを何とかアサノに
釣らせてやろうとしているスーさん
そうそうそう
もっと左に左に
そうそう、来るぞ
ドカン、あー
ガハハハッ!
磯に木魂する笑い声
ダメだよ、道糸出し過ぎなんだよ
もっと短く、ウキが動いた瞬間にアワセ
そうしないから、ハリ飲まれちゃって
瞬殺になってんだよ
スーさん
笑い過ぎちゃって
お腹が痛いよ
そっれとハリスを
もう少し短くしてみっ
魚がコマセに上がって来るの
見えるだろ
その魚って、水面から1ヒロ以内
「そうなんですか(驚)」
オマエよぉー、何年釣りやってんだ?
「だって、こんな足下でミャク釣りみたいに
釣れるって、初めてですもん」
オマエ、まだ釣ってねーじゃねーか(笑)
「そりゃ、そうなんですけど......」
それとな、今の状況は
魚を掛けるだけだったら最も
簡単な釣りなんだ、あとは獲れるか
沖で掛けた魚より難しいことも多いんだよ
コレ、オナガ
その鋭角な尾っぽ
とぼけた顔、野蛮な歯
イスに決まってんだろぉー
隣の磯の降りたメンバーたち。スーさんが、磯の上であんな笑ってんの初めて聞いたと言っておったが...... アサノの絵に描いたようなバラし方と(その後の)彼の感想めいた話が面白くってなぁー
横浜潮友会