元ライブドア社長の堀江貴文氏が出した本の一つに
新・資本論 僕はお金の正体がわかった (宝島社新書)

があります。
堀江氏の出した本の中で唯一持っているものです。
つい最近発売されたようです。
書いてある内容は、お金の仕組みだったり、起業についてだったりしたのですが、非常に核心部分をついていて、興味深く読めました。
その中に、住宅ローンに対する記述がありました。
住宅ローンは個人にとっては大きなリスクだというのです。
確か、勝間和代氏も著書の中で書いていたかと思いますが、日本の住宅ローンというのは、銀行が大きな儲けを得られるような仕組みになっているのです。
大体、実際の住宅の金額の倍以上を払わなければならないそうです。
家を持っている人は、そんなお金を払ってまで、本当に家がほしかったのか疑問です。
ただ、昔の場合は、終身雇用、年功序列でしたから、そういったことは考えなくてもよかったのかもしれません。
先輩社員を見ていれば、何年後にどれくらいの給料がもらえたかが分かったのですから。
人生設計も比較的立てやすかったのでしょう。
ただ、今は昔のような年功序列、終身雇用は崩れていて、雇用が非常に不安定になっています。
そのような状態で、不景気の影響で金利が安いからといって、何千万、あるいは億という家を買うのは危険極まりないのです。
不景気で、今最も苦しんでいる人も、住宅ローンを組んでしまった中高年のようです。
給料が減らされたのに、住宅ローンの返済額は減らないどころか、増えていくのですから。
たちが悪いとしか言いようがありません。
私は、家だけは絶対に買わないと決めています。
雇用が流動的な現代社会においては、身軽さも必要だと考えているからです。
住宅を買ってしまうと、その近辺でしか、仕事が探せなくなります。
仮に、自宅から離れたところで働こうとしたら、住宅ローンと家賃を払わなければならなくなりますから。
洒落になりません。
こういう本当のことは、普通は隠しておいて、おろかな人から金を巻き上げるものです。
ただ、堀江氏は、こういったところまで正直に話してくれるのがいいと思います。
上場企業の社長クラスは、搾取を生きがいとしているような人も今は多いですからね。
どことは言いませんが・・・・・
近頃本を読んでいて感じるのですが
世の中からはじかれるようなことをしている人のほうが、内容がより現実味があって、核心を突いている様な気がしています。
渡邊美樹氏の本にも経営に関する本があります。
私が読んだ本は
もう、国には頼らない。経営力が社会を変える! (NB online book)
なのですが、物事の本質が見えるかというとそうでもない様な気がします。
書かれていることは至極もっともで、勉強にもなるのですが、本当に経営で重要なことがわざとはじかれている様な気がするのです。
これだけ読んで、鵜呑みにして会社経営ができるかというと怪しい気がします。
こういう人は、本当は思っていることがあっても、世間の評判を気にしていえないということもある様な気がします。
それに対して、一回世の中から烙印を押されている人は、そういったことを気にせずに発言してくれるので説得力もあったりするのかと思います。
堀江氏のような本は、なかなか無いのですが、これからも見つけてみようと思います。
以下に、もう一冊紹介しておこうと思います。
「雀鬼」こと、桜井章一氏の本です。
裏社会で代打ちの天才とされていた人です。
なるほどと思えることの多い本です。
人を見抜く技術──20年間無敗、伝説の雀鬼の「人間観察力」 (講談社プラスアルファ新書)
