
今日は節分ですね。
私が子供の頃、節分の日の夕方になると、ご近所から「鬼は外~!」の声が聞こえてきて、「早くうちもしなきゃ!」と思ったのを覚えています。
最近は、その豆まきの掛け声をあまり聞かなくなってきました。
代わりに恵方巻を食べるようになってきました(^o^;)
まんまとコンビニやスーパーの策略に乗ってしまってます
笑

節分は、宮中の年中行事である
追儺(ついな)の儀式からきています。
もともとは中国の行事でした。
追儺(ついな)とは、鬼払いの儀式のことで、大晦日(旧暦12月30日)に宮中で行われ、平安時代の初期頃から行われている歴史のある厄払いの行事です。
鬼を退治する役の人が20~30人を従えて、内裏内を掛け声をかけながら周り歩いたそう。
それがだんだんと形がかわり、鬼を追う役から鬼自体になって追われる役へとなったそうです。
今の節分の豆まきの原型ですね
追儺(ついな)は「鬼やらい」「儺(な)やらい」とも呼ばれいて、古い和歌などには、追儺(ついな)よりも 「おにやらい」「ならやい」と書かれているものが多いようです。
老舗の和菓子屋さんでは、
節分(追儺)のお菓子が期間限定で売られています。
こちらは鶴屋吉信さん。
鬼をかたどったきんとん。鬼の角は甘く炊いたゴボウだそう。
お多福をかたどった上用饅頭。
また、八坂神社などでは、「厄除けぜんざい」をいただくことが出来ます

詳しくはこちらを
↓
そして、今の節分の習わしとしては、
「節分お化け」というのがあります。
これは祇園のような花街での習わし。
2/3の節分の夜に、舞妓さんや芸鼓さんが、いつもの着物姿ではなく仮装をして、おひいきにしてもらっているお料理屋さんやお茶屋さんに出没すること。
私の知人も、きらびやかな少年の格好をした舞妓さんに遭遇し、とてもビックリしたと申しておりました

もともとは、厄払いのために普段と違う服装で社寺参拝を行っていたのが、このような「遊び」に変遷したようですね

では、皆様それそれの場所で、節分の夜をお楽しみくださいね

