
今日から10月。あと3ヵ月で今年も終わりかと思うと恐ろし気がしますね~(^o^;)
前回は9月のお稽古のうち、「重陽の節句」をご紹介しました。
今回はもう1つのテーマだった「お月様」をご紹介しますね

9月はお月様が美しく見れる季節です。
お軸は「眠雲遊月」。
利休さんの師である村田珠光も『月も雲間のなきは嫌にて候』と記しています。
日本人は雲1つない夜にお月様が照り輝いているよりも、雲間に覗く月が好きなんです

眠っているように静かに動いていく雲。
その雲に丸いお月様が隠れ、またしばらくすると、お月様が雲から顔を出す。
場所は武蔵野のすすき野原。
BGMは様々な虫の鳴き声です

お菓子は栗蒸し羊羮。
黄色の栗の甘露煮が月を連想させます。
お干菓子は「月世界」。
富山の銘菓です。
本当は真っ白なお菓子なのですが、写真は光が反射して少しブルーに見えます。
和菓子ですが、メレンゲを使っているので、軽くてまるで月の石のようなお菓子です。
美味しい


この日は、お弟子さん達がそれぞれ、出張土産や差し入れのお菓子を持ってきて下さったので、お稽古後のお茶の時間は、お菓子が盛りだくさん

いつもお心遣いありがとうございます

会話も弾みます

そして、いよいよ3日後の、10月4日は中秋の名月です(*^▽^*)
月見団子でも作りましょう。
晴れると良いですねっ

