宙組さん観劇 | 願わくは花の下にて・・・

願わくは花の下にて・・・

留めておきたい記憶の欠片を集めて

こんにちは~音符

 

先日のブログで書かせて頂きましたが、昨日は宝塚観劇日でした。

梅田に着いた頃は時折パラパラと雨にあたる程度でしたが宝塚に着いた時は

かなり風が強くなって、観劇後劇場を出た時にはひどい雨風で

傘が飛ばされそうで大変でしたあせるあせる

 

そんな時ならぬ春の嵐にもメゲずに観劇させて頂いた演目はこちら・・・音譜

 

ベル画像は公式さんからお借りしました。

 

宙組新トップコンビ真風涼帆さんと星風まどかちゃんのお披露目公演でした。

お芝居は篠原千絵先生が少女コミックで連載されていたマンガが原作の

「天は赤い河のほとり」でした。

 

公演前のビジュアルで期待感は増していたのですが、コミックにして全28巻を1時間半に

纏めるのはかなり大変な作業だったと思います。

 

ストーリーを知っている私からすれば、二人が何年もの艱難辛苦を乗り越えた末に

辿り着いた未来や、古代ヒッタイトという未知の世界でユーリが受け入れられて行く

様、そして何より自分が生まれ育った世界に二度と戻れない事をわかった上で

それでも古代世界に残ってカイルと共に生きる事を選ぶまでのユーリの葛藤

が何とも安易に感じられて、これでは原作の良さが伝わらないかなぁって

原作ファンとしてはちょっと残念な気がしました。

 

これは生徒さんの責任では無く脚本・演出家さんの問題かなぁショボーン

 

全く原作を知らない観劇友さんは、オリエント風の名前が耳に馴染まなくて

誰がどういう人たちなのかバックボーンがよくわからなかったと言っていましたあせる

 

ショーは宙組誕生20周年という事で「シトラスの風」

宙組誕生時に初代トップさんだったずんちゃん(姿月あさとさん)の良さを

存分に生かして作られた作品でしたから、真風さんは色々大変だったと思いますが

初演とは又色が違った作品になっていたと思います。

真風さんは上背もあり堂々の押し出しの良さで、色んな意味で大きな

トップさんになって頂けたらと思いました。

 

今回のお披露目公演で一番嬉しかったのは、トップ娘役さんの星風まどかちゃんむらさき音符

久々に表れた可憐な娘役さんです。

ちょっと雰囲気が北原千琴ちゃん(古いゲラゲラ)に似てるかも照れ

最近こういうタイプの娘役さんが少なかったような気がして

とっても可愛くて見ているだけで幸せ気分が味わえました。

 

この春で研5になったばかりの若いトップ娘役さんですからこれからが楽しみです。