末期腎不全に。 | IgA腎症から人工股関節への道のり

IgA腎症から人工股関節への道のり

たった3年で人生が一変!
IgA腎症→ステロイド治療→副作用で大腿骨骨頭壊死発症→股関節圧潰・変形→両側人工股関節置換

全てが前厄・本厄・後厄の3年間の出来事。
でも、なんとかなるさーー!とのんびり暮らすブログ。

病院費用・検査・治療内容等も。

我が家の一番上の猫さん(アル様)が

ここ半年位で痩せてきていて、

老猫なので、多少痩せるのは仕方ないと思っていて、

さらに、元気でよくご飯もたべていたのでさほど心配はしていなかったのですが、

ここ最近になって

さらに激痩せ、ついにはふらふらするようになってしまい、

慌てて病院へ。


検査の結果


腎不全 (末期)


検査数値は以下の通り。


BUN 測定不能 (130mg/dl 以上)計測できる最大値を振りきった状態。

クレアチニン 8.7

PHOS 測定不能 (16.1mg/dl 以上)計測できる最大値を振りきった状態。


とまぁ・・・

このブログに来ている方なら、

どのような状態か、一目瞭然ですよね・・・。


猫さんの適性クレアチニンは、MAX 2.4 です。


その上、脱水をおこしていて、

末期も末期でした。



「点滴でお水を流しましょう。入院で24時刊輸液が好ましいですが、入院中に亡くなってしまう事が考えられます」


と、言われ

悩みはしましたが、本人がつらそうなので

入院させることにしました。


私だったら、入院してでも体楽にしたいな。と思ったので・・・。



と、いうわけで、


6月12日(金)

入院。夜に先生からTELがあり、今日のところはなんとか大丈夫そうです。とのこと。

検査費用 6000円

入院前金 10800円


6月13日(土) 

今後の治療方針を決めるため、病院へ。

アル様と面会。元気はなさそうだけど、撫でるとゴロゴロと甘えた音をだしてくれる。

現段階では、餌もあまり食べず、このまま退院しても脱水を起こすだけとのことで、そのまま入院を継続。


6月14日(日)

何事もなく過ごせた


6月15日(月)

何事もなく過ごせた


6月16日(火)

二度目の血液検査。結果のTELあり。

良くなっています!とのこと。

午後にお迎えに。


BUN 測定不能値→65mg/dl (適正値16~36)

クレアチニン 8.7→3.0 (適正値0.8~2.4)

PHOS 測定不能→6.4、g/dl (適正値3.1~7.5)


5日弱におよぶ24時間点滴補液にて、かなり数値が下がりました。


食事はまだあまり食べないようですが、少しずつ口にはするようになったとのこと。

様子見つつ、退院。

水曜日は病院がお休みなので、なにかあったら救急病院へ。とのこと。


入院費用 29910円

(内:前金 10800円)



6月17日(水)

退院後からふらふらしていて、まともに歩けず、2、3歩歩くとこけてしまう。

トイレに入れず、トイレに頭からつっこむ。

ソファーに乗れず、転げ落ちる。

食事は、ほんのすこしずつだけど、食べる。

おしっこも量はかなり多くて薄いけど3~4回でる。

(末期腎不全の場合、尿量が増えます。かなり薄い尿です、さらに進むと無尿になります)



6月18日(木)

旦那様が起きる時間に、ふらふらしながらも、以前のようにベットに頑張ってよじ登り、

起こしに来てくれた!!すごい!すごい!感動!!


お昼に、皮下輸液注射のため通院。

吐き気止めとビタミン剤を同時に注入。

相変わらずふらふらはするけど、前日よりはちょっといい感じ。

大好きなお気に入りの猫缶だけはちょっと食べれる。

食欲はでてきているみたい。

夜、ヨダレがすごいのに気がついて拭こうとしたら

歯が出ていた。ちょっと触ると・・・・ポロっと抜け落ちた!!!

もともとゆらゆらはしていたんだけど。

抜けてスッキリしたかしら?


入院後、初のうんちっち。


医療費 2150円


6月19日(金)

今日も旦那様を起こしに来てくれた。ベッドから飛び降りるのは得意みたい。

ついでに、私の布団にちょびっと粗相をして去る(←)


その後、おしっこをしたそうにトイレに入ったり出たりを繰り返すけど、

ちょっとでるだけで、今までのようにしっかりとしたおしっこがでない。

心配・・・


午前中のうちに、病院へ。皮下輸液注射+ビタミン+吐き気止め。

先生に抜けた歯の跡をみてもらった。

歯が痛くても、腎臓に負担がかかるから痛み止めは処方はおすすめできない。とのこと。

もどかしい・・・。

おしっこの量については、もう少し様子をみてみましょう、とのこと。


医療費 2150円



現在は、ここまで。です。


自分自身が腎臓病だからこそ、

まるで自分のこれからを見ているようで、なんとも言えない感情になります。


人間の場合は、

腎不全 と言うと、人工透析となりますが、

猫は、腎不全は腎機能が75%以上失われてからでないと診断ができないそうなので、

発覚するときはほぼ「末期」となるようです。


透析は、やれないこともないみたいですが、

あまり事例もなく、負担も大きいとのこと。


猫さんの場合は、

腎機能が失われ、

毒素を排出できず、尿量が増えるけどそこに毒素が無いので

薄く、においもほぼありません。


それが、どんどん、尿すら出なくなり、

脱水症状が起き、少しでも排出していた毒素もでなくなり、

尿毒症となります。


人間も腎不全の最期はここですね。

きっと、私達もこのままいくと

ここに行き着くのでしょうね。。。


無尿となり、尿毒症になると

体から異臭を発し、多臓器不全、3日と持たずに亡くなるそうです。



ともかく、

アル様はそんなに長くはなさそうですが

長年苦楽をともにした家族。

最期まで責任をもって面倒をみて、

最期まで支えてあげたいと思っています。


あと何日、一緒にいれるだろうか・・・・