御霊前 | 芽依ちゃんママのブログ

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26週5日 886gram、ちょっと早くにこの世に誕生した三女の芽依奈が、生後二カ月で天使になるまで…そして天使になってからの想いを綴ります。

そう。
昨日、お通夜に行くのに、香典袋を買った。
そして、やっぱり
あの日の事を思い出してしまう…。

芽依のお通夜の日。





当日、実母から
香典の話しをされた。

そして、テーブルの上に置かれていた袋に目が留まった。







「御霊前」
と書かれたその袋を見た時…

あの時は、気がおかしくなりそうだった。





今、思えば、
仕方のない事だと思える。

だけど、その時の私には
まだ…まだまだまだまだ、

芽依が死んだ事をとても受け入れられないでいたから、

…だから、そんな袋見たくなかった。




理屈なんてなくて
ただ、その袋の
御霊前という文字を見たくなかった。
ましてや、実の母なのに、そんなもの娘に渡そうとするなんて…
何考えてるんだろう…
って、気が狂いそうで、ショックより怒りの方が大きかった。






芽依が死んでしまって、
初めて目にした現実…。




芽依が死んじゃった事を、
残酷な程に突きつけられた。







…そんなもの欲しくないし
見たくもない。




そんなものくれなくても、死んじゃったことくらい、分かってる。



それに、もうすぐ出産祝いとか、退院祝いとして
貰うはずだった。

めでたい袋に入れられて、
おめでとう!って渡されたかった。







…その気持ちを
泣きながら、そう伝えた。





「悪いけど
…そんな袋は、欲しくない!
出産祝いとして貰いたい。
それで、芽依の口座に…
貯金してあげたい…。」





そんな私に、
母は、ごめん、本当にごめんね、こんなの欲しくないよね!なんで、そんな事気付かなかったんだろう。
と、泣きながら、
急いでその袋からお金を取り出して、本来私たちに渡すはずだった
「出産祝い」の袋に入れ替えてくれた。








母からは、芽依を出産したあと、
出産祝いを渡したいと言われた。

だけど、まだ芽依も入院中で、いなかったし、

退院したら、盛大に退院祝いをするつもりだったから…
その時に頂戴と話していた。








芽依の名義の通帳ももう、作ってあった。











…結局、そんなワガママは、母にしか言えなかった。

お通夜、葬儀と、親戚や会社の人は、皆
その「御霊前」の袋に入ったお香典を持って来て頂いたから。






私の弟夫婦からも
改めて後日、
「出産祝いを渡してなかったから」
と言って、
出産祝いとして頂いた。



気を遣わせてしまったけれど、
やっぱり、出産祝いの袋を見る方が嬉しかった。





だから
芽依の通帳には、
芽依のひいおばあちゃんと
おばあちゃん、
叔父さん夫婦から貰った
出産祝いが貯金してある。



















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