我が家に、芽依の担当医のドクターと看護婦さんが、芽依にお線香をあげに来てくれました。
社交辞令じゃ、なくって本当に来てくれた。
芽依に会いに来てくれたよ

芽依の、アルバムを見て…二人で、漫才のように、あ~でもない、こうでもない…って、言い合ってた。(笑)
「この、点滴は僕がやったな!」
とか…
「点滴の仕方で、誰だか分かるね!」
とか…
帽子が、とか、寝てる格好が…とか、あれこれ色々と二人で話してるのを微笑ましく眺めながら…
私は、お茶の準備してた。
こんな風に、芽依の事をすごくよく知っていてくれて、身体のあちこちを分かってくれていて…
そして、今でもよく覚えてくれているのは、この先生と看護婦さんしかいない。
なんだか、芽依の話しを遠慮なく思いっきり話せて…
こんな風に、思い出話しを出来たのは、久しぶりだった。
今日は、旦那さんもお休みだったので、4人でたくさんたくさん、芽依の話しが出来た。
NICUには、私たち両親と、祖父母までしか入れないから、
だから…生きてる芽依を見てくれた人は…先生達と私たちの他には私の両親しかいない。
芽依と一番長い時間を過ごした、先生と看護婦さんは…
唯一、芽依の生きた証そのもの…。
アルバムの中で、表紙に使った写真は、芽依が笑った瞬間を撮ったものだった。
だけど、写真は笑い終えたところが撮れていて、なんとなくしか分からない。
撮った私にしか分からない絶妙な写真だった。
それを…
看護婦さんは、気づいてくれた

「この表紙の写真、笑ってるね!」って。
…もの凄く嬉しかった!!
芽依の色んな表情を見てきて、色んな顔を知っている、看護婦さんだからこそ分かること。
こんなにも、芽依のアルバムの写真一枚一枚を時間をかけて見てくれる人は…他にいない。
そして、もう一枚、私がとても気に入っている写真がある。
亡くなった芽依が、家に帰ってきた夜…
芽依の小さな小さな手を握って撮った、私と芽依の手だけを写した写真。
それを見て…
「この写真良いな…。
出来たら、貰えますか?」
って、看護婦さんが言ってくれた。

誰にも
そんな風に、言われた事なかったけれど…
私の一番のお気に入りを、看護婦さんにも同じように思って貰えて…
やっぱり、病院での芽依のママなだけあるな~って、嬉しい気持ちになりました。
つづく。
Android携帯からの投稿