その夜 | 芽依ちゃんママのブログ

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26週5日 886gram、ちょっと早くにこの世に誕生した三女の芽依奈が、生後二カ月で天使になるまで…そして天使になってからの想いを綴ります。

その、
必死に生きようとしている姿に、







私たちが逆に励まされてしまった。






その姿を目に焼き付け、
もう明け方、4時近かったのかな…
病室へと戻った。






今日、休む部屋は、
とりあえず、空いていた陣痛室になった。









旦那さんが、何も食べてない私の為に、
病院内のコンビニで、
おにぎりと、
鶏ソボロの三食丼と
飲み物を買って来てくれた。




お腹が、ペコペコで、倒れそうなのに、
なぜか、喉を通っていかない。





大好きな三食丼も
一口二口食べて、
胸が苦しくなり、そのまま持って帰って貰った。





寝不足の旦那さんが、
無事に家まで運転して帰れるのかも、
とても心配だったが、
自宅で待っている子供たちの事も、気掛かりになって、
気をつけて帰ってもらった。

子供たちは、
弟夫婦に頼んで来てもらい、
泊まり込みで、面倒を見てもらっていた。





その日は、
突然の環境の変化で興奮していて、
次女が、獣のような鳴き声で、
泣いては、寝て…を
繰り返していたらしい。





可哀想だけど、
私は、
生まれたばかりの赤ちゃんの事ばかりが心配で…
家に残した子供たちの事まで、
頭が、まわらなかった。

自分の中で、もう
みんなに任せよう…
と思っていた。













NICUの看護婦さんと、ドクターは私に、
こんな風に言ってくれた。




「出産して、こんなに早くに面会に来られるなんて、お母さん、偉いですよ。なかなかすぐに来られませんから。」







…何が偉いもんか…
偉くもなんともない。
ただ、会いたかった。
それしか考えてなかった。


でも、今思うと、
もしも、
帝王切開になっていたら…

そしたら、術後すぐには会いに行けなかった。









それを思うと、
親想いなんだ…この子は。
私に傷も残さず、
小さな身体で、
自分で、出てきてくれた。





次女を出産した時、
あの会陰切開の傷を思うと、
ついさっき出産したばかりなのに、
普通に歩ける。

どこも痛くない。





会陰切開後のあの痛み、
横にもなれず、寝返りも打てなかったあの夜。
結局、傷も
片側だけしか向けずにいたから、腰も痛くて、
一睡も出来なかった。










今回は、横にもなれるし、自由に寝返りも打てた。


だけど、
陣痛室では、
隣の陣痛室の苦しむ声や、分娩室の声が聞こえくる。


もうすぐ、生まれるのかな?
と目を閉じながらも聞いていたら、
物凄く大きな産声が響いて来た。







そして、
次の瞬間、
3000gram程だったかな?
詳しい数字は覚えてないが、
その、逞しい産声が…
羨ましくてたまらなかった。









…私も健康で、
こんなに大きな産声を聞きたかった…
こんなに大きくなるまで、お腹の中にいさせてあげたかった…。











悲しくて、切なくて、
羨ましくて、
一人、その陣痛室で、泣いた。







その夜も一睡も出来ずに朝を迎えた。


















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