２０１９年６月１日、
「神奈川県動物愛護センター」が開所しました。
飼い主のいないペットを
「処分する」施設から
「生かす」施設へ。
「保護センター」から
「愛護センター」へと名称も変わりました。
待ちに待った新センターのオープン。
ボランティアとしてご招待いただいたので、開所式に行ってきました。
最初に黒岩県知事のご挨拶がありました。
「ペットの命も輝く神奈川」にすると、力強いご挨拶でした。
↑この部屋は、「ふれあいルーム」といって小さな体育館ぐらいの広さ。
譲渡会や、教育の場となる広いスペースです。
また、神奈川県獣医師会会長のお話では
獣医師会が
「収容動物の治療に協力する」と
宣言してくれました。
この言葉、期待します！！
収容動物は、きちんと治療、健康管理するべきです。
それが、新センターでは、かなう。
嬉しいです。
施設内を見学しました。
猫のお部屋。
太陽光の差し込む明るいお部屋。
６畳ぐらいの部屋が１０ほどあり、
ケージとキャットタワー、トイレが置かれ
お部屋の中で猫たちが自由に過ごしています。
ケージの中は出入り自由。
全室、冷暖房完備です。
旧センターでは、ケージの中だけで過ごしていたので、
ケージの上に乗っかっている猫を見て、嬉しくなりました。
窓際でひなたぼっこ。ウトウト。
犬たちのお部屋。
こちらは広めの大部屋です。
手前が廊下になっていて、来場者も見ることができます。
こちらは、犬の個室。
廊下から見ることができます。
こちらも犬の個室。
奥のバルコニーへは開閉式の小窓で
出入りできるようになっているような。。
（海外の施設ではそうなっているのを見たので）
ん？
でも、隣の部屋との仕切りのブロック塀がじゃまして
出入りできるのかな？？
外気いれる為の窓なのかな？
今度ちゃんと見てきます。
犬の個室をバルコニー側から見たところ。
バルコニーからも、犬たちを見ることができます。
犬の個室は６０ぐらいはあるでしょうか。
災害の時は、避難・救護施設にもなりますね。
こちらは、犬の室内飼いを具体的に提案するモデルルーム。
家庭と同じような環境が用意されています。
机の上乗っちゃってますね（笑）
グルーミング（シャンプー）ルーム。
なんて立派なんでしょう。
グルーマー（トリマー）の意見や提案を
取り入れて作ってくれました。
シャンプー台が３台もあって
もう長靴必要なさそうです。
エアコンもついているし、
お湯もちゃんと出る。
ガラス張りだから、
シャンプーの様子も見学できます。
こんなに立派なものを作っていただいたので
使わなくちゃ。
ということで、早速
シャンプーボランティア
６月１８日に行ってきます！！
その他にも、
ふれあい譲渡ルームや、相談室
手術室、などもあります。
↓パンフレット
これまで、犬の収容部屋は、
地下室、大部屋、コンクリート床、
冷暖房もありませんでしたが、
これからは、
日光が入り、個室、クッションフロア、冷暖房完備。
収容動物の福祉は、格段によくなります。
それが一番嬉しいです。
またここを訪れる人が増えて
譲渡率があがることを期待します。
さらに、よくを言うと
動物は犬猫だけではないので、
全ての動物の命
（家畜とか野生動物とか実験動物）についても
学べ・考える場所になって欲しいなと思います。
神奈川県から全国へ。
動物たちの幸せが広がりますように。