介護福祉漫談家メイミとニコニコダウンぼうや勘ちゃんの親子ブログへようこそ
前回のお話の続き
希望する地域の学校の特別支援学級へ個別見学、授業体験をさせて頂きました。
前回のお話はこちら
https://ameblo.jp/meimi1111/entry-12831694062.html
その後、以前、教育センターで受けた発達検査の結果についてお話がありましたが、その際、支援学級の主任の先生が「質問があればお答えしますよ」と同席して下さいました。
まず最初にパパさんが先生に質問しました。
「勘ちゃんのように言葉をあまり話せない子供がクラスに入ることをどう思いますか?」
いきなりそんな質問
と思いましたが、後に聞くと「最初に本音を引き出したかった」とのこと。
先生は答えました
「私個人の考えですが、言葉を話せずこのクラスに入るのは厳しいと思います」
グサッと胸に刺さりました。
その後は、このクラスに勘ちゃんが入ることがいかに難しいかを次々とのべました。
「個別対応はできない。」
「言葉のやりとりで授業が進む中、辛い時間を過ごすと思う。」
「課外授業では事前のビデオ学習のみで子供たちだけで行動する、難しいと思う。」
「体力的に厳しいのではないか。」
「調理実習では子供が主体で行う。調理器具の扱いは難しいと思う。」
ここは、知的障害児の特別支援学級だよね?と悲しい気持ちになりました
「息子さんのペースに合わせてゆっくり指導して貰える支援学校が合ってると思います」
たった1時間、初めて行った学校で授業体験をして、こんなにもキッパリと言われるとは思っていなかったので、かなりショックでした。
「支援学校で基礎的な力をつけてから、支援級に転校するというパターンもあると思いますよ」
いや、そんなパターンは皆無です。
今、この段階でお断りされた勘ちゃんが劇的な成長を遂げて復活することはない。
言葉が話せるようになったら受け入れるってこと?そんな条件つき…
ここは、知的障害児の特別支援学級では?とまた悲しくなりました。
一通りお話を聞いた後、こちらの考えと妥協案もお伝えしました。
つづく。
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