「池上彰の世界の見方 フランス」池上彰(小学館) | 乱読家ぽちんの独り言

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●フランス革命を成功させた歴史から、政治に不満があるとすぐにストライキを起こす。


●ドイツ、イギリスとの長い戦争の歴史。ルーブル美術館は、元々はパリを守るための要塞だった。


●フランス住民の1/3が移民系。移民の半分はアフリカから。


●出生児の62%が婚外子(日本は2.4%)。法的にも社会的にも、婚外子は差別されない。離婚が許されないカトリックだから、事実婚を選ぶ傾向が強い。


●大統領と首相がいる政府。大統領制と議院内閣制が一緒になった国。大統領の権限は、首相の任命、国民議会の解散、国民投票の発議、条約締結など。


●政教分離を徹底。ロザリオ(キリスト教)、ヒジャブ(イスラム教)など、宗教の装飾をして公立の学校に入ることを禁じている。


●バカロレア(フランスの高校卒業資格を取るための国家試験)では、哲学の試験に4時間をかける。


などなど、、、、




フランス革命の成功体験があり、ドイツ、イギリスとの長い戦争の歴史がある国。

西側の強国の中でも独自の価値観を持つ国だけに、第三次世界大戦のキッカケを作ってしまう国なのかもしれない。



「池上彰の世界の見方 フランス」池上彰(小学館)

【5月21日読了】

【オススメ度★★★】