平安京・紫式部散歩(1) 平安京ジオラマ | 乱読家ぽちんの独り言

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今年の大河ドラマは紫式部を主人公に平安時代を描く「光る君へ」。
第一回のドラマ放映前に、平安京を歩く歴史イベントに参加し、さらに紫式部が育った場所に立っている蘆山寺を訪れましたので報告します。


まずは、平安京の復元模型がある「京都市平安京創造館」をご紹介します。




平安京創造館がある京都アスニーの前の四角形で囲まれた線と黒丸は、平安宮造酒司(みきのつかさ)倉庫の柱穴の遺構を示しています。
造酒司は内裏に納める酒・醴(あまざけ)・酢などを醸造したところです。



入口には源氏物語車争図屏風(複製)が飾られていました。賀茂の斎院の御禊の見物で、光源氏の正室・葵の上の車と、恋人の六条御息所の車で、見物の場所を争う場面です。


会場の中に入ると、平安京復元模型に圧倒されました。
794年に遷都された平安京は東西4.5キロ、南北5.2キロの方形の都市として建設されました。この復元模型は1000分の1の縮尺で作成されたものです。模型の実寸は東西11メートル、南北10メートル。




白河上皇の離宮である離宮白河殿、法勝寺のあたり


神泉苑と内裏、朝堂院のあたり


吉田山と現在は京都大学が建っているあたり


賀茂川と高野川が合流するあたり(下鴨神社のあたり)


鳥羽離宮の復元模型


白河の地に建てられた六勝寺の一つ、法勝寺の復元模型


豊楽殿の復元模型
国家的饗宴のための施設でした。



京都市平安京創造館はなんと無料で見学できます。
最寄り駅は、JR円町です。
ぜひ一度、いかれてみてはいかがでしょう。

https://heiankyosouseikan.asny.ne.jp/



つづきます。