「船の科学」池野良穂(講談社ブルーバックス) | 乱読家ぽちんの独り言

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日本の輸出貨物の99.6%は船が運び、日本国内の貨物も約40%は船が運んでいるのに、一般の人にとっては、やや遠い存在になっている船ですが、、、

船を支える科学技術について書かれた本です。


⚫︎過去最大の船は、甲板上にサッカーコートが4面取れる50万トン級の石油タンカー。


⚫︎船の寿命は30年から40年。海水腐食の影響が大きい。


⚫︎浮力の計算式を見つけたアルキメデス。浮力=水の密度✖️重力加速度✖️没水部体積。船の周りの流れによる動圧を利用するプレーニングボート、水中翼船。


⚫︎転覆しない為の復元力を確保する為の船体設計。不沈化構造。


⚫︎水中の抵抗を減らす流線型、舟底空気循環システム。


⚫︎推進力を生む高効率のディーゼル機関、高出力のガスタービン機関。


⚫︎プロペラが船尾にあるのは、船尾付近が1番流速が遅いから。


などなど、、、




「船の科学」池野良穂(講談社ブルーバックス)

19日読了】

【オススメ度★★