「ピカソとその時代」国立国際美術館(4) | 乱読家ぽちんの独り言

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パブロ・ピカソ「鶴」



パブロ・ピカソ「闘牛士と裸婦」
右の裸婦が左の闘牛士を誘っているようです。


パブロ・ピカソ「男と女」
恋人が変わるたびに作風が変わるピカソ。他者依存的な繊細な人だったんだろうなあと想像します。


パブロ・ピカソの作品紹介は以上にして、同時代の作家の作品も展示されていました


パウル・クレー「黄色い家の上に咲く天の花」
彼が従軍して航空学校に勤めていた時の作品。家は軍の宿舎。花は航空機を指していると言われています。


パウル・クレー「口数の少ない倹約家」
自他ともに認める「口数の少ない人物」だったクレーの自画像。


アンリ・マティス「ニースのアトリエ」
位置と遠近感をあえてあいまいにした作品だそうです。


アンリ・マティス「雑誌『ヴェルヴ』の表紙図案」
切り紙絵による芸術雑誌の表紙


アンリ・マティス「縄跳びをする青い裸婦」
疎開中に手術を受けた彼は、作品を作る負担に耐えるのが難しくなり、切り紙絵を作るようになりました。


アルベルト・ジャコメッティ「広場Ⅱ」



アルベルト・ジャコメッティ「ヤハイハラⅠ」



アルベルト・ジャコメッティ「ヴェネティアの女Ⅳ」
「ヴェネティアの女」シリーズの4作目。不安な時代を生きる人たちを描きました。



これで報告を終わります。
戦争の時代に書かれた絵は、どこかに暗い影が感じられますね。