「現代「女の一生」 人生儀礼から読み解く」関沢まゆみ(NHKブックス) | 乱読家ぽちんの独り言

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一九一〇年代以前のまだ多くの生業が手作りの時代、いわば伝統波の時代。

一九二〇年代―一九六〇年代の産業革命が進み機械生産が始まって普及していく時代、いわば創生波の時代。

一九七〇年代以後の機械生産が農山漁村や小規模の手工業の町場にも広く普及していく時代、いわば大衆波の時代。


その大きな三つの変化(本書では三つの伝承波としている)と女性の生き方(初潮、月経、化粧、結婚、出産、育児、仕事と家庭、老いと死など)の変化を考える本です。


さて、これからの社会は、男女のボーダレス化、「おひとりさま」の増加、AI・ICT・ロボット社会、遺伝子工学の実用化になると言われています。

男性に生まれても、途中で完全に女性に変われたり、その逆があったりと、性差による文化・風俗の違いは全く無くなるのかもしれませんね。

それがええのか悪いのかは、知らんけど💦


「現代「女の一生」 人生儀礼から読み解く」関沢まゆみ(NHKブックス)

【令和4年9月17日読了】

【オススメ度★★★


 

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