「知られざる世界権力の仕組み」ユースタス・マリンズ〜陰謀論を善悪二元論で受け止めるな | 乱読家ぽちんの独り言

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二〇一〇年に他界されたユースタス・マリンズ氏の一九九二年の著作「The World Order : Our Secret Rullers』の邦訳書。


世界は、ロスチャイルド家とロックフェラー家に支配されているとする「陰謀論」の本です。


政治を動かすときには、お金が必要、民意を動かすときにもお金が必要。なので、そのスポンサーは存在し、暗躍している、、、かもしれない(笑)。

まあ、我々庶民には陰謀論が正しいのか間違っているのかは、分からない。

「地政学」同様に、歴史の舞台の中で「大富豪」と「利権に群がる者」がどう動いてきたのか、これからどう動くのかを考える視点の一つとして、持っておくぐらいがちょうど良いと僕は思います。


「世界を征服しているのは、ロックフェラーとロスチャイルドだ!奴らを倒せ!」という幼稚な二元論が一番愚かだと考えます。




さて、最後に今回もやります『直観読みブックマーカー』。

一つ前に読んだ書籍の中から哲学的問いをたてて、今読んだ書籍から選んだ文章の形で答えをもらいます。(無茶振りですが)。。。


問い「残すこととは?」


答え(選んだ文章)「イングランド銀行は、スコットランド銀行も支配している。」(116ページ)


解釈「強い存在と戦い続けることと、支配下に置かれること。どちらが自分たちを残せるかは、その時々の選択による。多くは後者が生き残ってきた。」


直観読みブックマーカー公式サイト


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