「大阪七墓巡り」ってご存知でしょうか?
江戸時代に流行したとされるイベントで、大阪市内にあった梅田、南浜 、葭原、蒲生、小橋、飛田、千日の七ヵ所の墓地を、無縁仏さんに手を合わせて巡るものです。
(現存している墓地は、南浜墓地と蒲生墓地のみ)
噂によると、男女の出会いのイベントもかねていたとか?知らんけど。
ここ7〜8年くらいは、お盆に「大阪七墓巡り」のイベントに参加させていただいていました。
年に一度、かつてそこにあった墓地を感じて、無縁さんに手を合わせ、無縁さん(?)の存在を感じ、時に無縁さんとお話しをする。
毎年、何か意味がある行為のように感じて、ずっと続けてきました。
今年からは諸事情により「七墓巡り」のイベントには参加できなくなったので、これからは一人で「七墓巡り」をしようと思っています。
少なくとも、真田山陸軍墓地には行きたいですね。
今は無き千日墓地と刑場を紹介する動画がありました。
かつての七墓巡りイベントでは、処刑場の跡を教えてもらいました。びっくりするような場所にあります。また、土壇場(ドタンバ)の言葉の由来も、、、
千日前は、1972年に大火災があって、118名の方が亡くなられた場所ですね。
同じく七墓の一つ(葭原墓地)があった、天神橋筋六丁目も1970年にガス爆発事故があり、79名の方が亡くなられています。
また、同じく七墓の蒲生墓地のあたりは、終戦直前の大空襲で500名の方が亡くなられていますね。
七墓の位置と、これらの災害とに因果関係があるかどうか、僕には全くわかりません。
しかし、、、無念の思いで多くの方が亡くなられた場所には、何かを感じることが多いです。
きっと、生きている人達に、何かを訴えられているのだなぁと思います。
亡者の気持ちに少しだけ耳を傾けること。それは、生かされてる者の大切な役割の一つのように思います。
続きます。。。たぶん(笑)