滴
葉に落ちた
滴に映る
朝露に
儚き人の
人生想う
朝露の水滴に何が映し出されているか見るのが好きです。
映し出されるのは愛?
それとも憎しみ?
時の経過とともに消えゆく朝露の美しさは、まるで人生の儚さに似ています。
滴に映る
朝露に
儚き人の
人生想う
朝露の水滴に何が映し出されているか見るのが好きです。
映し出されるのは愛?
それとも憎しみ?
時の経過とともに消えゆく朝露の美しさは、まるで人生の儚さに似ています。
後悔
言い忘れ
言えなかった
一言を
言えぬ私を
許して欲しい
2月足の激痛に歩けなかった私に
母に「あなたが、こんなに苦しむのならば私はあなたを生まなかった。」と涙声で言われ
咄嗟に「そんなことない、生んでくれてありがとう。
生まれ変わっても、もう一度お母様の娘として生まれてきたい。」とは言えないまま、
母が3月亡くなって
私は、酷く後悔した。
私は、何時も大事な時に一言が言えない。
どうしても、言えないことがある。
どうか、私を許して欲しい。
言えなかった
一言を
言えぬ私を
許して欲しい
2月足の激痛に歩けなかった私に
母に「あなたが、こんなに苦しむのならば私はあなたを生まなかった。」と涙声で言われ
咄嗟に「そんなことない、生んでくれてありがとう。
生まれ変わっても、もう一度お母様の娘として生まれてきたい。」とは言えないまま、
母が3月亡くなって
私は、酷く後悔した。
私は、何時も大事な時に一言が言えない。
どうしても、言えないことがある。
どうか、私を許して欲しい。
傷
病室に
ガラスの瞳
母の声
凍てつきし指
我の名を呼ぶ
入院翌日
3月20日朝、病室にて、私の呼びかけに、目を開いた母の瞳の瞳孔は絞られ、目の色が失われ、
まるでガラス玉のようになっていた。
ナースコールなど呼べない状態の母。
放置された吐血、黒ずんで腕に残った皮下出血。外れた点滴。苦しそうな息。
私の名を呼ぶ母の声。「帰りたい、帰りたいのよ、」と言った母の言葉。
そして、午後、
死に目に会えなかった母の手、指の氷のような冷たさ、
どうして、こんなに惨いことを、
私は、何があったのか知りたかった。
余命一ヶ月と宣告された母が、何故翌日死ななければならなかったのか。
真実を知りたかった。
これが、消える事のない傷。
一生消える事の無い傷。
ガラスの瞳
母の声
凍てつきし指
我の名を呼ぶ
入院翌日
3月20日朝、病室にて、私の呼びかけに、目を開いた母の瞳の瞳孔は絞られ、目の色が失われ、
まるでガラス玉のようになっていた。
ナースコールなど呼べない状態の母。
放置された吐血、黒ずんで腕に残った皮下出血。外れた点滴。苦しそうな息。
私の名を呼ぶ母の声。「帰りたい、帰りたいのよ、」と言った母の言葉。
そして、午後、
死に目に会えなかった母の手、指の氷のような冷たさ、
どうして、こんなに惨いことを、
私は、何があったのか知りたかった。
余命一ヶ月と宣告された母が、何故翌日死ななければならなかったのか。
真実を知りたかった。
これが、消える事のない傷。
一生消える事の無い傷。
ゆびきり
ゆびきりを
優しき人と
約束を
柔らかい手に
母を想わん
母がいた頃には、外出すると必ず母に果物やお菓子のお土産を買って帰っていましたが、今はそれが
出来なくて淋しいです。
ですから、時々何時も何かと私が好きそうな食べ物など母の生前から心遣いをして下さる前の人に、
母に食べさせたかった甘いものやフルーツを届けます。
奥様が、小指を差し出して「約束しましょうね。もうこんな気遣いしなくていいんですよ。」と
涙を浮かべておっしゃつて下さいました。
私 は「母が食べたら美味しいっていってくれるだろうものを食べさせてあげられないので、私が勝手にしてる事ですから。」と申しましたら、「萌さんがすこしでも健康になる事がお母様が喜ぶのですから、あなたが食べなさいね。」約束しましょうと小指を差し出しておっしゃいました。
とても優しい人です。
母のために泣いて下さった唯一の人です。
優しき人と
約束を
柔らかい手に
母を想わん
母がいた頃には、外出すると必ず母に果物やお菓子のお土産を買って帰っていましたが、今はそれが
出来なくて淋しいです。
ですから、時々何時も何かと私が好きそうな食べ物など母の生前から心遣いをして下さる前の人に、
母に食べさせたかった甘いものやフルーツを届けます。
奥様が、小指を差し出して「約束しましょうね。もうこんな気遣いしなくていいんですよ。」と
涙を浮かべておっしゃつて下さいました。
私 は「母が食べたら美味しいっていってくれるだろうものを食べさせてあげられないので、私が勝手にしてる事ですから。」と申しましたら、「萌さんがすこしでも健康になる事がお母様が喜ぶのですから、あなたが食べなさいね。」約束しましょうと小指を差し出しておっしゃいました。
とても優しい人です。
母のために泣いて下さった唯一の人です。