皆さま、こんにちは。


清荒神の『風雷堂』の林明鏡です。







前回のブログ「人相学のすすめ」で、人相学にも十ニ宮の見方がある事を書きました。




https://ameblo.jp/meikyolin908/entry-12842513500.html







こちらの図は「人生を豊かにする人相術」

天童観相塾著  天童春樹監修   説話社刊


から転載させていただきます。


この人相の十ニ宮の見方紫微斗数の十ニ宮の見方は、とてもよく似ています。


青字の部分は、この本から引用させていただきます。


【命宮】 自分自身の重要なことは全部現れる。

       綺麗な人は賢くて長命。


  ◎紫微斗数の十ニ宮でも1番重要な命宮。人相でも眉間にあたる命宮が1番重要になります。


【兄弟宮】 身内血族のことが現れる。


  ◎両方の眉毛の部分に兄弟関係や親族のことが現れます。


【妻妾宮】 配偶者や恋人との関係が現れる。


 ◎紫微斗数では夫妻宮にあたり、両方の目尻から少し下の部分に現れます。


【男女宮】 男児と女児の吉凶のことが現れる。


 ◎紫微斗数では子女宮にあたります。両方の目の下の部分に子供のことが現れます。


【財帛宮】 金銭と衣類、家財道具等の財産が現れる。


◎昔から鼻の部分で金運を見ると言われています。紫微斗数の財帛宮では夫婦関係も見るので、とても重要になります。


【疾厄宮】 病気と災難、家庭のことが現れる。

  山根の部分。


◎欽天派紫微斗数では命宮疾厄宮は同じように考えますので、眉間から鼻の上部にかけてのあたりに変化があると本人に問題が起こります。


【遷移宮】 移動に関すること全般が現れる。


◎紫微斗数でも遷移宮は移動や旅行、対人関係について見ます。


【奴僕宮】 使用人や部下、家畜、犬猫のことが現れる。


◎紫微斗数でも奴僕宮で、年下の友人や部下のこと、ペットのことを見るので、ほぼ同じです。


(人相学のレッスンの時に、私の顔の下の方“奴僕宮”にワンコのような画相が2つ見えると言われて、ビックリした事がありました)


【官禄宮】 官庁や目上のことが現れる。


◎人相ではおでこの部分で仕事運を見ますが、半年先くらいまでの吉凶がわかります。紫微斗数の官禄宮では、仕事運はもちろん、夫婦関係も見るのでとても重要な宮です。


【田宅宮】 世襲財産のことが現れる。


◎眉毛と目の間の部分で家庭のことを見ます。紫微斗数の田宅宮も家庭や不動産について見ます。



【福徳宮】 財産に余裕があるかどうかが現れる。


◎紫微斗数の福徳宮ではご先祖のこと、趣味や精神的な幸せ、神仏のご加護などを見ます。



【相貌宮】 顔全体のことを指す。


◎顔全体を拝見した時の印象も大事です。紫微斗数では相貌宮はありませんが、命盤全体を俯瞰で見るのも大切だと思います。



この図には【父母宮】が書いてありませんが、両親のことは眉毛の上の部分に現れるそうです。



まず最初に紫微斗数の命盤を作成してから、鑑定の時に実際に対面してお話を伺いますと、より詳細に判断することができます。


紫微斗数の命盤では○○宮に問題があると出ていても人相では全然出ていない場合もあり、その反対に両方ともシンクロしている場合もあります。



紫微斗数でも重要な我が宮と言われる命宮、疾厄宮、財帛宮、官禄宮は、人相では顔の中心部分(おでこから鼻にかけて)にあるので、人相を見る場合のポイントだと思います。


それから人相で1番目立つを見ることで、いろんなことが分かります。

(私見ですが、両目も命宮と同じように考えていいのでは? と感じています)


《目に一身の吉凶が現れる》 


《微妙な目の表情(目つき、眼光など)を判断するのが上手な人相見です》


ともこの本に書かれています。



私の体験ですが、先月の中旬に突然、右の目尻のすぐ下の所に2ミリくらいの赤い吹出物がプチッとできました。


「こんな所にできるのは珍しいなぁ? 」

赤い吹出物は

突発的な災難 を表しているので少々不安がよぎりました。


その次の日に外出先でランチを食べた4時間後に、突然お腹の具合が悪くなり、食あたりの症状が出たのです。


これまでにも食あたりは生ガキで2回、生タコの吸盤で1回経験しており、今回は多分生サーモンが原因かと推測しています。(病院へ行ってないのでハッキリとはわかりません)



幸いに仕事がお休みだったので、2日間絶食して、少しずつポカリを飲んで安静にしていました。(2キロ痩せました)


やっぱり顔に変化が出るんだなぁと、証拠写真を撮りました。(ブログに載せるのは恥ずかしいので控えますね)

その時の写真を見ると、いつもと違って口元が歪んでいたのが気になり、調べてみました。



すると災厄を人相で見る と言う部分の 


承漿 しょうしょう 下唇のすぐ下側の部分

で、身体に入る物の吉凶を見る所です。


「悪色が現れると、食あたりや薬違い、水難、印難に注意してください」


と書いてありました。


人相学も本当に奥が深いです。



沢山の良書で理論を勉強しながら、やはり実践(実占)が大事だと思うので、コツコツと精進を重ねていきたいと思います。




最後まで読んでいただき、ありがとうございました。