映画「キャロル」マップ | Some people change your life forever.

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キャロル、ケイト、ルーニー& レイチェル、ディスオビディエンス

現在、キャロルのロケ地マップを作成中なんですが、同時にこんなものも作ってみました音譜


映画「キャロル」の舞台となったニューヨークの街や、2人のロードトリップのマップ。

 

Googleのマイマップで作ったんですが、記事に貼り付けができずマップのリンクだけ載せておきます^^;


こちらからどうぞ

https://www.google.com/maps/d/edit?mid=zSDiWcgTkIwY.kNZwAb5zGzfY&usp=sharing



脚本にはシーンごとに地名が書かれていたりするので、それを参考に作ってみました。


ただ、詳しい位置や住所まではあまり分からないので、アバウトな地図にはなりますが^^;



実在する建物や場所などは、そのままピンマークつけてます。


セントラルパーク
リチャードとテレーズが自転車で職場へ向かう時に通っていた公園。
2人が別れたシーン(テレーズの私物をリチャードが返していた場面)


リンカーントンネル
キャロルの家へ向かう途中で通っていたトンネル。


シカゴのドレイクホテル
旅行中、泊まっていた豪華なホテル。


リッツタワー(465 Park Ave)
キャロルとテレーズが再会したホテル。


プラザホテル(768 5th Ave)
ラストシーンのオークルームがあるホテル。


ニューヨークタイムズ(620 8th Ave)
テレーズが新しく働き始めた新聞社。



あとは脚本にある地名や番地を参考に(正確な場所は分からないので)大まかな位置にピンを立ててます。


7th Avenue
フランケンバーグがある通り。


ミッドタウン
キャロルとテレーズがランチをしたお店がある所。


Greenwich Village
テレーズがリチャードや友人たちと飲んでいたバーがある所。
友人フィルや、ジュヌヴィエーヴのアパートがある所。


ニュージャージー州リッジウッド
キャロルの家がある場所。

ニュージャージ―には他にも、ハージの両親が住む家やサイ&ジャネット夫妻の家がある。




そしてキャロルたちが小旅行で走った土地や訪れた場所は


フィラデルフィア
旅行に出て最初に立ち寄ったレストラン。
テレーズがキャロルにレコードをプレゼントした場面。


Outside ピッツバーグ
2人が最初に泊まったモーテル。
この時はまだ別々の部屋に泊まっていました。
(outside Pittsburgh と書いてありますがピッツバーグにピン立ててます)


オハイオ州カントン
マッキンリーモーテルに泊まった場所。


シカゴ
豪華なドレイクホテルに泊まった場所。
テレーズが郵便局でリチャードからの手紙を受け取ったのもシカゴ。


アイオワ州ウォータールー
キャロルとテレーズがついに結ばれたモーテルがある場所。


この後、探偵トミーにつけられ監視されていたことを知ったキャロルたちは、西へ西へと向かう楽しい旅をここで終え、またシカゴへと引き返しドレイクホテルに泊まります。

キャロルは翌朝すでにニューヨークへ帰る飛行機に乗っており、テレーズは迎えにきたアビーの車で数日後ニューヨークへと帰ります。




地理に詳しくない私は、今回マップを作ってみて初めて2人のロードトリップがどんな道のりだったか知りました^^;
キャロルの家があるニュージャージーからウォータールーまでは約2000km。
ルートによって違いはありますが、車で約20時間ほどかかる距離です。


2人は12月25日から31日まで1週間かけて、この道のりを旅していたんですね。


マップの別レイヤーに、2人のロードトリップのルートを表示してます。
左のパネルで表示、非表示にできると思いますので。




緑色のピンマークは、キャロルがハージとの家を売ることになり、新しく借りたアパートがあるマディソンアベニュー
南北に広い通りなので、だいたい真ん中辺りにピン立ててみました^^;
これからテレーズと2人の生活が始まる場所です♪



テレーズの住むアパートの場所は脚本には詳しく書かれていなかったんですが、原作小説の方に「63丁目に住んでいる」とありました。

リチャードとセントラルパークを通ってフランケンバーグに向かっていたシーンがあったので、映画の中でも位置的にその辺りかなと思います。
ウエストかイーストか分からないので、とりあえずイーストの 63rd Avenue の方に。



もう1つ、「キャロル」マップに黄色いピンマークをつけている場所があります。
ここは映画とは関係ないんですが、キャロルファンにとっては大切な場所でもあるのでマークつけています。

Bloomingdale's (ブルーミングデール)

(1000 Third Avenue, 59th Street and Lexington Avenue)



「キャロル」の原作「THE PRICE OF SALT」は、著者パトリシア・ハイスミスの実体験元に書かれたといわれています。

ハイスミスは1948年(27歳の時)、このブルーミングデールというデパートのおもちゃ売り場でクリスマスシーズンだけのアルバイトをしていました。
ある日、娘へのクリスマスプレゼントを買いにきた毛皮のコートをまとった美しいブロンドの女性(キャサリン・セン)に彼女はたちまち魅了されてしまいます。
その時の気持ちをハイスミスはこのように語っていました。
「私は妙な気分になって頭がくらくらし、気を失いそうになっていた。同時に神々しい幻視を見たかのように気持ちが高揚していた。」

その夜アパートに帰った彼女は、このブロンドの女性を主人公にした物語のプロットを一気に書き上げた。
(キャサリンという女性とはこの後再び会うことは無かったが、ハイスミスはデパートの伝票から彼女の住所をつきとめ何度か車で家を訪れていたそう。)
こうして生まれたのが後に「CAROL」と改題される小説「THE PRICE OF SALT」だったんですね。


つまり、このブルーミングデールこそが「キャロル」が誕生した場所というわけですラブラブ
ニューヨークへ行く際にはぜひ訪れてみたいデパートですね^^



マイマップは初めて作ってみたので、皆さんのパソコンやスマホでちゃんと表示されるか不安ですあせる


ロケ地マップの方も数日後にはアップできると思います♪




あと、話は変わるんですが、キャロルのUS版(UK版)ブルーレイを購入された方で、デジタルコピーをパソコンやスマホにダウンロードされた方いらっしゃいますか?


先日、ディスクのすり減りが怖くて(再生しすぎでw)ダウンロードしてみようとしたんですが、コードが無効となって出来ないのです…。 成功された方、何か情報頂けたら嬉しいです!><