6月15日(土)早稲田大学に行ってまいりました。
『キーワード300』の著者、大前誠司先生が
「国語教育史と実践に学ぶ会」研究会にて
ご発表をされることとなり、聴講をさせていただくためです。
「国語教育史と実践に学ぶ会」は早稲田大学出身の
中学校や高等学校の先生が会員となっており、
研究会は今回で174回目という歴史ある会だそうです。
大前先生のご発表テーマは、
「あざみ野塾における現代文教育の試み」。
東京大学法学部ご卒業後、大手予備校の講師を経て
「学びプロジェクト(学びネットワーク・あざみ野塾)」を
立ち上げることとなった先生の思いやお考え、
あざみ野塾で実際に行っているご授業などをご紹介されました。
個別対応が可能な少人数制の学習塾と、
大人数に対して授業を行う学校現場とでは、
生徒さんに対してできることはもちろん異なるけれども、
だからこそ塾と学校がお互いを敵視するのではなく、
手を携えて生徒さんに接していくそのかけ橋になりたいという
大前先生のお考えは、会員の先生方の心に訴えかけるものがあったようです。
会員の先生方からは実際の現場での悩みなどをおうかがいし、
とても充実した研究会でした。
そのような貴重な機会をいただき、本当にありがたいと思いました。
関係者のみなさまにあらためて感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
(編集部・池田)