ども、名人です。
今日の東京の空は、薄曇りは残ってますが、陽射しが心地のいい晴れになっています。
気温も17度まで上がるようですが、明日からは、また季節が進むようです。
さて、今日は、ハドソンの中でもゲームではなくて周辺機器について書いてみたいと思います。
ハドソンの周辺機器で有名なのは、ジョイスティックにジョイカード、そしてシュウォッチが有名ですが、実はそれ以外にも出している物があります。
まずは、「ファミコンシステムラック」
これは、ファミコン本体とディスクシステムをセットするラックです。
発売は87年の6月頃で1500円ほどで販売したと思います。
というか、どうして、これを販売する事になったかについては、うっすらとした記憶しか無いのですが、当時の営業に持ち込みされた商品だったはずです。
割とカチッとはまるので、一度セットしてしまうと、安心感が増して良かった商品でした。
が、私は、この時には、ツインファミコンを多用していましたので、個人的に使用した事がありません。
なぜなら、ツインファミコンにはビデオ出力が付いていたからで、ファミコンにはRF端子しかありませんでしたので、持ち歩く時や、TV局などでデモする時に、便利だったからです。
まぁ、ハドソンでディスクシステムのゲームは、基本的に作っていなくて、書き換えようとしてただけなので、ディスクシステムを宣伝する事も少なかったですからね。
そしてもうひとつは、「Bee Spi」です。
これは、96年に発売したSFC用のゲーム「ボンバーマンビーダマン」のリアル玩具で、子供達がビー玉を打ち出しているのを見て、シュウォッチ同様に、自分のビー玉の速度が測れたら面白いんじゃないか?という事で作りました。
制作の主導をしたのは、ハドソンの初期よりハード関係の技術責任者であった岡田節男さんです。
ちなみに、岡田さんは、先のジョイスティックやジョイカードの制作もしています。
さて、ビースピの速度の計測は、このビースピの内側2か所にLEDとフォトセンサーを使用して、この2点間を通過する時間を計測して、時速を表示するというものでした。
当初はビー玉だけでしたが、チョロQやミニ四駆にも利用出来るという事で、その形状などを変えていき、また子供用という事で、余計な操作は必要無い様にしました。
ゆえに速度表示も、一番馴染みがある時速だけに限定していました。
が、どこかの研究団体が、手軽な物理実験教材として取り上げたりと、その世界では話題になった様です。
確かミニ四駆用には、反射用に銀色のシールも同梱していたと思いましたが、記憶違いなら御免なさい。
という事で、今回は、TVゲームとは直接関係の無いアイテムを紹介しました。
では、今日も一日楽しみましょう!