みなさんこんにちわ。みちるです。
今日は先日出かけてきた新宿二丁目の女装Bar「クロスドレス」さんのお話です。
女装Bar「クロスドレス」さんの入り口付近です。
1Fにある「KING TOKYO」さんは日本に来ている外国人の方たちが集まるBarなんだそう。
女装Bar「クロスドレス」さんはこの建物の二階にあります。
「KING TOKYO」さんの入り口の左に階段があるのでそこを上ると目の前に「クロスドレス」さんの入り口があります。
当日、開店前に下見した際の写真ですが(^^;
こんな感じです。
わたしが訪れる女装店のほとんどはこんな感じで入り口が質素で、女装店Mapを持って店を探してもなかなか行きつけない場合もあります。
カウンターカルチャーみたいなものだし、ひっそりと存在しているのは女装界隈のコモンセンスなのかもですね。
金曜日の夜に尋ねましたが、開店時間の19時を少し過ぎた頃です。
女装姿で入店し、初めて来た旨を伝えるとマイさんというキャストの方がお店のシステムなどについて教えてくださって、カウンターに座ったわたしの応対をしてくださいました。
ちなみに今宵もノーブラ女装(^^;
これについて詳しくは前回のブログにあります。
女装Bar「クロスドレス」の店内はカウンターが10席程度と、テーブル席が3つくらいあり、女装Barとしては比較的大きいお店。
この夜は4名のキャストさんがいらっしゃいました。
わたしの応対をしてくださったマイさんは20代半ばくらいのお若い女装のキャストさんです。
女装店Mapを見ながら女装Barを回っていること。
「羽舞」さんで「クロスドレス」の店長さんであるレキさんを見かけて、それ以来ここへ来たいと思っていたこと。
「クロスドレス」さんは月曜定休日なのでわたしの休みの予定になかなか合わず、この日はたまたま仕事が一時間早上がりになったためうかがえたことなどを説明。
女装店のキャストの方たちって結構横のつながりが深くてみなさんお知り合いのこともよくありますね、という話をしたところ、マイさんは女装店Mapを見ながら意外と行ったことがない店が多いようなお話を聞かせてくださいました。
「これまで回ったお店でどこか、お勧めってあります?」
そうマイさんに聞かれて、わたしは「NICOLE」さんをお勧めしました。
ゲイやトランスジェンダーのキャストの方が楽しく迎えてくださるので、わたし自身、はやくもう一度行きたいお店でもあります。
「マイさんはどういうお店に行くんですか?」
その問いに、横浜・日ノ出町の女装Bar「FUNFUN」さん、横浜・野毛の女装Bar「SAFARI」の二店舗をまず教えてくださいました。
おおっ。
女装店Mapにはない、新宿二丁目以外の女装店の情報💛
こういう情報って貴重ですね。
なんでもマイさんは横浜の方にお住まいだそうで、休日などにはその二店に出かけることも良くあるそうです。
わたしも同じく神奈川県在住。なので新宿二丁目のお店を回り終えたら行ってみたいな。
そのほか、大和にある「モカらんど」さんというお店の名前も教えて頂きました。
わたしの女装遍歴(笑)のことなど、聞かれるままに様々お話をしていると。
20時半頃には店内には仕事帰りのサラリーマンの方が6人ほどで大盛り上がり状態に。
まあ、金曜の夜ですからね。
マイさんに聞いてみたところ、「クロスドレス」さんの客層の8割くらいは仕事帰りのサラリーマンの方だそうで、土曜の夜よりも金曜の方が混雑するのだそう。
また、冒頭に書いたこの建物の1F「KING TOKYO」さんのお話もマイさんから伺いました。
日本へ来て日本語がわからない外国人の方がここへ集まって情報交換をしたりするようなお店らしく。
だいたいの女装Barもそうなのですが。
新宿二丁目のBarって入店した段階でチャージ料金がかかることが多いじゃないですか。
外国人の方にはこのシステムがいたく不評らしく、女装Barにいる際にも外国人客の方が入って来てチャージの説明を受け始めると顔をしかめてすぐ退散する光景を何度か見ました。
その点、新宿二丁目ではこの「KING TOKYO」さんや、入口に虹色の鳥居があるショットバー「AiiroCafe」さんなどが、わかりやすい料金体系や外国語対応などで外国人の方に人気だそうです。
「AiiroCafe」さんは女装Barが多く集まる通りのど真ん中にあって、その前を通るたび、道路にまで人だかりになって吞んでいる外国人観光客に冷やかされないか若干心配しますが。今のところそのようなことは一度もなくここまで来ております(^^;
さて話が脱線しましたが金曜の夜がやはりピークということも聞いて。
楽しそうなサラリーマンの方たちの談笑が大きく、マイさんとの会話も一生懸命しゃべらないと伝わらなくなってきたので。
わたしは今宵は早めに退散することとしました(^^;
でも、仕事帰りに女装の若い子とはしゃいでいるサラリーマンの方たち。
実に楽しそうでいらっしゃいました。
新宿二丁目の交差点です。
いつの間にかだいぶ通いなれて来ました。
女装してこの街を訪れる人。
女装してお客様を迎えるキャストの方。
ゲイの方。トランスジェンダーの方。
そして、女装店ではしゃぐ普通のサラリーマンの方。
それぞれのカラーがあって、立場や立ち位置がある方たちが混然一体となって、身もだえるように街は今宵も息をしています。
ゲイタウンでもあり、LGBTQなどマイノリティの多く集まる街、新宿二丁目。
そこは何も特別な場所などではなく、普通の日常の半歩先に、彼らの日常がもう少し広がっているだけ。
通うようになるまで、混沌の満ちたお化け屋敷のような怖い街みたいなものも想像しましたが。
そこにいるのはあくまで同じ人間で。
わたしの知っている常識の向こう側にも、もっと広い常識の範囲が広がっていて。
まだまだ知らないこと、知りたいことが溢れているのです。
引き続き、新宿二丁目の探訪を続けてみよう。
二度目、三度目とまた行きたいお店も増えてきましたしね。
それでは今日もこの辺で。
みちるでした。