我が家の長男くん、コンビニでアルバイトを始めました!




彼は今、起立性調節障害に加え、パニック性不安障害があり、トレドミンとリーゼを飲みながらの生活ですが、私が長年働いているコンビニで、無事採用が決まり、おとといから3日連続で働くことができました!親としては、本当に嬉しいことなんです!




自分に自信を失い、すべてに対して悲観的にそして怖がりになっていた長男くん、アルバイトの緊張を乗り越えられた達成感は、彼に久しぶりの笑顔をもたらしました。




周りの人たちの優しさに支えられて、少しずつ元気になっていることを感謝したいと思います。

やはり人は人と関わることをあきらめてはいけないのですね。。。




勉強に手はつかなくても、学校に行くのがつらくても、それがすべてじゃないんです。

やれることは必ず、あるはず。




部屋に閉じこもってしまう前に、どんな形でもいいから、人と出会えるチャンスがあれば、そこから何かが始まると思います。その何かを、親が世の中のルールにとらわれないで、一緒に探してあげることが大事なのかもしれません。

最近思うのは、被災した地域にいるたくさんの子どもたちのこと。特に親を津波などで失った子どもたちのこと。

体の傷は治っても、心の傷はきっとなかなか癒えないことでしょう。自分に何も出来ないことが悔しいけれど、どうか被災した子どもたちが少しずつ日常を取り戻し、笑顔で未来を語れるように、最大限の努力を国を挙げてやってもらいたいです。スクールカウンセラー、ソーシャルワーカー、臨床心理士、様々な方の力を終結して、心のケアを丁寧にやってもらいたいです。





心の病は、ある意味では、体の病よりつらいことがあります。目に見えないから、理解されないから、つらいのです。




わが子の自律神経障害、不安障害も、普通ならなんでもないことがとても怖いんです。気持ちの持ちようではなく、自分ではコントロールできない神経の悪循環と体の症状に本人たちも困惑しているのです。。





誰かに理解してほしい。わかってほしい。自分がどうなってしまうのか、一番怖いのは本人です。




どうか子どもたちの心の病を、少しでもたくさんの大人が理解してくれますように・・・

さて、我が家の息子たち、大震災が起こってから、不安が強く、体のだるさも増しているようです。地震に対する恐怖心もさることながら、毎日放送されている被災地の皆さんの厳しく悲しい現状を見て、心がふさいでいるようです。

高校生の息子は、何か自分にできることはないかと考えては、やりたくても体が動かない、自分の思うように気持ちや体をコントロールできないODという病気と、それに付随して起こる心の症状に、戸惑っているようです。

今日は学校の終業式でしたが、昨晩までは張り切っていくと言っていたのに、朝はどうしても体がだるくて起きられなくて・・・結局行けなかった。。私と主人で荷物を取りに学校へ行きました。





通知表に書いてあった先生の言葉です・・・今、君は何を思い過ごしているのでしょうか?体調がすぐれず、悔しい思いをしていることだろうと思いますが、それを甘んじて受け止め、これからどのような可能性があるか、共に考えていきましょう。絶対に自信は失わないでください。クラスには君を求めている仲間がいることを忘れずに。





この言葉は、わが子にとっても親の私たちにとっても、人生の大切な宝物になりました。教師としての生徒への最大限の愛情が伝わってきます。思わず涙がこみあげました。こんな先生に出会えただけでも、わが子は十分幸せだといえます。

誰かの心の支えになれる人間になりたいと、つくづく思います。