「ねえ、ちょっと興味がある!

どうやってビデオ通話から性行為が始まるの!?」




室伏系イギリス君、大爆笑。



「ええ!?覚えてないよ〜!笑い泣き




「うそつけ!その顔、絶対覚えてる!」




「え!僕の顔?ポーン




「うん、見てわかる!」




「メ、メイ…ちょっと待って…!」



スマホを片手にバスルームに行き、苦笑いで自分の顔をチェックする室伏系イギリス君。



「実はイギリス人の元彼女にも言われたことあるんだ。

『顔見たらわかる』って。

まさか遠く離れた日本人の女性にも、つっこまれるなんて、どんな顔してるんだろう?笑い泣き




彼は素直で、

とっても良い奴だな。笑い泣き





「さあ、説明したまえ。」





「うーん、最初は確か、女性から下ネタを振ってきて。

『Hey, I need your di**!』とか笑いながら。


だから『Oh, do you wanna my di**?』と聞いたら、笑ってて。」




え?滝汗



デジャヴだ。


私はdi**は言ってないけど、nutsは言った。


いや、アルゼンチン君には絶対に言わないけど、

フランス君に言った。


フランス君

「ああ、メイはタマが好きなんだね、良かった、良かった。」



「だって男なら1個ついてなきゃ。

あ、2個!

(Because the men are supposed to have one….

Two!)」






しかしアルゼンチン君は、こういうのを言う対象ではない。


フランス君はおもしろいけど、

アルゼンチン君は私にとって、何というか…清潔な感じで、彼と下ネタで遊びたくない。


いや、フランス君がキタナイというわけではないのだか、

私にとってアルゼンチン君は、キラキラ✨した存在で、(これ以上の表現が浮かばない)


私の中で、アルゼンチン君は他の男性とは違う、別格だったんだよね。




アメリカ君も言ってた、

「アルゼンチン君にとって、メイは清潔な感じで、dirty talkをする対象ではなかった。」



お互い同じ気持ちだったのに、

裏では他の女性とdirty talkをするんだね。






いいえ、

私は他の男性とdirty talkはしていません。

下ネタです。




「そしてお互い寝ながらビデオ通話してたら、

相手が眠そうな声を出してきて。

Then.」




「Thenで、ごまかすな。笑い泣き

眠そうな声→phone sexなんて、省略しすぎだ。」



しかしこれもデジャヴだ

私も、よく眠そうな声をする。

そして実際に、オランダ人に

「エロい声を出した」と言われた。





「そしたら何となくエッチな話になったんだ、

『どんなのが感じる』とか、『何されるのが一番好き』とか。

そしてどっちからともなく、キスをしたんだよ。」



キスなら私とアルゼンチン君もする。

でも

「I missed you! キス!」


「おやすみー!愛してるよ!キス!」

くらい。


ただそこから、「どんなのが感じる」とか、「何されるのが一番好き」とか、エッチに絡んだ話はアルゼンチン君に聞かれたことはない。





ここが分かれ道だったのか?





「そして『ちょっと洋服を脱いで』と言ったら相手が脱いで、女性側が〇〇を出してきた。」




「〇〇?」




「…あ、ご、ごめん。アセアセ

女性用のおもちゃみたいなやつ…。

メイ、その単語は言わなくていいよ。」



(↑これね。アルゼンチン君も言ってたな。

「メイ、その単語は言わなくていいよ。」)




「やっぱりメイには言えないよ笑い泣き

君にはリスペクトがあるし。


メイも他の男性に、ビデオ通話して、そんな話を聞いちゃダメだよ。

しかもベッドに寝ながら。

男はバカだから、誘われてると勘違いする奴もいるからね。」





「男性ってすぐ勘違いするよね、女性側が誘ったと。


でも女性側から言わせれば、男性が始めたって言うと思うよ。」






「まあphone sexは、やってる時は楽しいけど、もうそうなると、相手とは毎回、phone sexしかしなくなる。


相手の名前を見ても、phone sexの対象にしか思えなくて、お互いのことを知ろうとしなくなるよ。

終わった直後は、アダルトビデオで抜いた後みたいに妙に冷めるしね。


だからメイに、心配しなくていいと言ったのは、そういうことだよ。」






確かに、アルゼンチン君にもうphone sexの対象にしか思われなくなるのは、棚に並べられた、選ばれるのを待つアダルトビデオみたいで悲しい。







それにしても、

「ちょっと下ネタ」

「寝ながら眠そうな声」

って私がよくやるやつね。




あぶなかったんだな。




そういやオランダ人が発情してた。笑い泣き


そして発情しなかったヨルダン君とフランス君、


そして今、優しく

「こういう話は他の男性に聞いちゃダムだよ」

と忠告してくれた室伏系イギリス君は、

紳士で誠実だ。




…そう考えると、アルゼンチン君も私には我慢してくれたのにな。



そういや、さんざんここで私に悪口を言われている、高校時代に浮気した私の最初の元カレも、我慢してくれてたんだよね。

その結果、アイツは浮気しやがったけど。



高校時代は女子側がみんな言ってたよね、

「彼があなたに本気なら、あなたと慎重になるはずだし、

待っててくれるよ。

逆にすぐ手を出してくるようなら、彼はあなたに本気ではない。」


↑これ当たってる気もするし、

全然当たってない気もする。


だって「俺は我慢する、待つ、メイに対して本気だから、君を大切にしたい。」と言いながら、

たまる度に元カノを呼び出していやがった。



何が悪いのか、もうわからねえ。笑い泣き