立ち止まって考えてみる | えいきの修学旅行(令和編)

えいきの修学旅行(令和編)

えいきの修学旅行を綴ったブログです(ヤフーブログから移設しました)。

  2020年4月にはじまった修士課程、想像だにしなかったコロナ禍への突入となったが、修了に必要な14科目の履修が済んだ。

 学部の考古学・地理関連の履修も9科目させていただいた。

 あとは修士論文。

 修論は、およそ32400~40000字、原稿用紙でいうと400字詰原稿用紙81~100枚程度の分量で、草稿を12月15日までに提出しなければならない。今日の時点で13689字。他に佐渡の草稿が5000字程度ある。だいたい半分くらいきてんじゃんと思えるかもしれないが、私の書きたいことの1/4くらいでしかない。

 今書いているのが、松倉城周辺なのだが、佐伯、高岡両先生で見解が異なっている箇所もあり、発掘調査報告の内容や両先生の見解を書いて、私の見解を書く。それを大見城平、山上要害部、平の峰、石垣、石の門、各支城、って書いてると、あーいって、こ-いって、そーいって、私はこうだと考えるっていっても、読み手には甚だわかりにくい、ぐちゃぐちゃな作文になってしまっている。そんなんを、松倉城周辺、境、太田の保、神保・齋藤氏領域、氷見、七尾周辺、奥能登と展開していたら、到底40000字には収まらず、かつ、膨大なぐちゃぐちゃな作文(論文とは呼べない…)になってしまう。

 規定枚数に収める努力と、論旨の整理が必要なわけで、さらに、追加の現地調査が必要なことも出てくるであろう。いちおう12月提出を目指してはいるが、これは、もう一年、じっくり時間をかけてやるべきではないかと思ってもいる。

 私のこれからの人生も、長く佛教大学に所属させていただきたいと考えているが(既に7年)、今年無理やり卒業しても、博士課程に合格しなかったら、来年、寄る辺が無くなってしまう。修論完成は、来年の楽しみに取っておくという選択もあるのではないか。

 現在仕事(調剤薬局)は、COVID-19の影響の他、ジェネリック医薬品(一部先発品も)の供給不良という、深刻な医療崩壊に直面している。これ、世間の人びとには周知されていないかもしれないが、COVID-19よりも、影響を受ける人が多いはず。配慮して下さる医師もいれば、容赦のない医師もいる。薬を服用できない患者さんはもちろんだが、これが私の心をかなり侵害している。

 私の人生の光である空手も、コロナ禍で集合練習はとてもできず、子供達の元気な顔も見れないでいる。元気な顔を見ることで、感染させてしまったり、感染を拡大させてしまっては元も子もないわけで、やはりできない。

 城も、楽しむという概念での徘徊が、大学院入学後は、していないことに気が付いている。

  弱気になっているわけではないが、頑張る、強行、といった威勢のいい方針は、得策ではない気がする。

 

 さて、どうしようか。

 

うちの猫