その２では、登城路の谷とXを挟む主郭Ⅰ郭の南東尾根に配されたⅧ郭を辿り、Ⅰ郭をすこし紹介します。
Ⅰ郭南東端
土塁が切れ、挟み開口するところから堀切に降り、南東に伸びる尾根に配されたⅧ郭へ行くことができます。
降りることができます、っていっても、落ちていくよう。ルートではないだろう。
が、土塁が開口してるってことは緊急通路的に用いることができたのだろうか。
あまりに深く、中ほどでもう一枚
堀むこうにⅧ郭が見える
堀底
あがってⅧ郭
Ⅷ郭東端
小高く物見台であろうか、眺望がいい。
その右脇から土橋伝いに城外に繋がっていたようだ。
南東眺望
小高い脇から降りる
と、がばっと掘られた堀端を土橋状に堀なりに右に折れ、城外に繋がっていたようだ。
がばっと堀られた堀切
緑が映えすぎ…。
Ⅰ郭へ戻ります。
Ⅰ郭 南東から
写真中央右手に井戸
映っている土塁は南面から東面の土塁
井戸
最後の城主、後藤藤勝の娘千奈美姫が落城時に身を投げたという伝説がある。
北方への備えは、その３で。