その2では、黄線内の、二郭、主郭、4郭北尾根を辿ります。
郭名は、説明用に私がつけた郭名です。
南の帯郭から二郭へ入る虎口
二郭
木が積み重なっているところは井戸
黒い柱は、夢見隊の方々が説明のため設置したもので、おいおい記入されるようです。
平成24年8月1日に作業されるそうです。
ありがとうございます。
二郭虎口を内から
井戸内
二
郭から主郭をみる
主郭へは虎口で抉られた道を通り、写真右からまわり込みあがります。
写真左からは、四郭を経由し北尾根へ繋がります。
(のちほど)
さきに主郭へ上がります
主郭への城道
左に折れ主郭へ
国田城主郭
主郭にも井戸があり、木が積まれています。
落ちないようにという夢見隊の方のお気遣いでしょうか。
井戸の奥に祠の痕があります。
主郭井戸内
祠の痕
土壇があります
主郭南西からその1で辿った三郭をみる
こちらにも虎口があったもよう
三郭と主郭向かい合う虎口は両脇に土塁があったか
二郭に戻り、四郭から北尾根へ向かいます
二郭から主郭下をとおり四郭へ
四郭
周辺には削平地が多くあり、スケールは小さいですが、なんとなく城内政庁というか根小屋的な印象を受けました。
3つ郭がきれいに並んでいます
建造物があったのではないでしょうか。
北尾根からは、眼下に谷を見下ろせます。
この谷は尾神岳を越え越後中郡柏崎へ繋がる街道が通ります。
四郭から北尾根伝いに降ることができます
が、直登はできないように切岸を設けルートを設定しているようにも感じます。
降りていくと切岸が遮ります
鞍部まで降りて、登ってくる写真で紹介します
北尾根鞍部
北尾根鞍部から城内を見上げる
切岸が立ちはだかり、直登はできない。
切岸下、約40mに及ぶ私には設定された道のように見えた段。
道だとすると、越後には珍しい遺構のような気がします。
この奥、西端から上がる道が繋がります。
振り返って
西はしから折れ戻り上の段にあがる道
これは間違いないと思います。
国田城、なかなかいいお城です。
資料提供 佐藤春雄様
注:北尾根の解釈は、地元民である私のあくまで夢想的な感想です。