脂質と生命 ③ | 分子栄養学のススメ

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分子栄養学の確立者である三石巌によって設立された会社“メグビー”のブログです。



リン脂質のつくる膜構造は、細胞の内部にもみられます。



タンパク質やエネルギー物質などをつくる場も、遺伝子を納めた核をつつむものも、分解酵素を貯蔵する袋も膜なのです。



遺伝子によって親から受けついた生命つくりの方法は、タンパク質という形をとってはじめて具体化されます。タンパク質こそ第一の生命物質といわれるゆえんですが、そこに脂質という協力者がなければ、それほどの働きも保証されないことになりましょう。



脂質は、タンパク質や糖質とともに三大栄養素といわれながら、とかく悪玉扱いされかねない傾向にあるようです。






つづく・・・