自己免疫疾患への栄養 | 分子栄養学のススメ

分子栄養学のススメ

分子栄養学の確立者である三石巌によって設立された会社“メグビー”のブログです。

さまざまな自己免疫疾患がありますが

どれも難しい疾患で、治療はその都度対症療法(痛みや炎症を抑えたり)を受けるのが現状です。


メカニズムがはっきりしないため完治はできないので、寛解を目指しますクローバー



そんな難病に対して栄養を摂ることの有効性は、

身体の機能を維持すること!です。



それを目の当たりにしたのが、私の祖母ですおばさん





祖母はリウマチでした。

昨年亡くなりましたが、なんと年齢は80歳を越えていました。



リウマチを発症したのは、30代ごろだったと思います。

それも重度で、私のしっている祖母は、ほとんど寝たきりで手足の指や膝の向きが変形していて歩行も松葉杖でなんとかという感じでした。


プレドニンも10~15ミリという単位を亡くなるまで飲んでいたので、30~40年はのみ続けていたのだと思います。



しかし、そんな祖母ですがすごく元気でしたキラキラ


それは、栄養がしっかり摂れていたからだと思います。

メグビーの製品はほとんどといって摂っていました。

特にタンパク質とビタミンそしてスカベンジャーは欠かせません。


もちろん普段の食事もしっかり食べていました。


しかし、食事からだけではここまではいかなかったと思います。

食事のみですと、栄養素の種類は幅広いですが、必要量摂取するためには、たくさんの量を摂らなくてはいけません。そうなると、目的の栄養素が摂取できたとしても、余計な栄養成分(糖質、脂質、添加物)が摂れてしまい、逆に栄養バランスを崩す要因にもなりかねません。

さらに、消化・吸収の劣る高齢者の場合、食事のみでは栄養素が摂取できても、消化できなかったり吸収できないという問題も発生します。


サプリメントを利用することで、必要な栄養素の確実な摂取、消化吸収の問題のクリアができるのですハート緑




リウマチにより慢性的な炎症が続くことで、軟骨組織が狙われる他

プレドニン服用により、副作用が伴います。

プレドニンの長期服用は、胃腸の粘膜障害や骨の弱体化、感染症を引き起こしやすくなるため、

食事が摂れなくなったり

骨折により寝たきりになる

感染症により肺炎を合併しやすくなる

ことも多いのです。


しかし、祖母の場合は、タンパク質ビタミンAレシチンを十分に摂取していたので

粘膜障害はほとんど見られず、食事もしっかり取れていました。


そして骨折もほとんどなかったのですが

なくなる直前に一回だけ腕を骨折しました。

医師からは、プレドニンも長年使っているので折れた骨がくっつくことはないでしょう。

といわれましたが

タンパク質カルシウムを十分に摂っていたので骨も再生しました。

これはほんとうに驚きました。


感染症は一般並みに掛かっていましたが

悪化することはあまりありませんでした。

ただプレドニン服用により、肺もボロボロで

肺炎を起こしたことが数回ありましたが、これも悪化することはありませんでした。



頭も元気で最後までボケることもありませんでした。



リウマチの炎症コントロールは

プレドニンと

抗酸化成分のビタミンC、E、植物ポリフェノール、セレンを摂って行っていたので

いたいいたいということもあまり聞いたことはなかったです。



亡くなったときも病気が悪化したのではなく

前の日までいとことおしゃべりしご飯もたくさん食べて元気で、急にぽっくりという感じだったそうです。

難病の祖母でしたが、まさに最近理想の死の形などとも言われているピンピンコロリでした




栄養ではもちろん自己免疫疾患を治すことはできませんが

身体は口から摂った栄養素で作られているので、栄養素とることで機能を維持することができますあ



身体の機能が維持できていれば、疾患を抱えていても

負担をカバーできる力が大きくなり、症状も副作用も最小限に抑えられます。




栄養は状況を良くするために必要な絶対的な条件だとよく話しています。


さまざまな疾患においても言えることですが、

○○の成分を摂れば治る!!

というようなキャッチコピーのものを、みなさん選びがちだと思います。

もちろん治るのなら!!!という想いでいるということは理解できます。


しかし、現状完治が難しい疾患はたくさんあります。

完治しないのならあきらめる、開き直るという方もいますが

メグビーでは、病気とうまく付き合っていくこともお話ししています。


やはり治すことにとらわれて、病気にとらわれて、そこしか考えていない方も多いと思います。


治らない現状は受け入れて、ではどうしたらいいか?

今何ができるか?


を考えて実行していかれると、みなさん気持ちも落ち着き明るくなってきますハート


ただ、心の整理には時間がかかります。

理解して病気を受け入れることは容易なことではありません。



その辺を、自分のペースで1つ1つクリアにしていくことが大事になります。


メグビーでは、そのようなお客様の苦しい部分もサポートしております押す




メグビーでは、祖母だけでなく、多くの難病を抱えているお客様がいますが

みなさん病気を受け入れうまく付き合っておられます。


コントロールがうまく行き、プレドニンがなくなった方もいますし、

寛解になった方もいます。

多いのは、祖母のようにプレドニンは飲んでいて副作用はカバーできている方ですかね。



自己免疫疾患の場合は、

慢性炎症が第一の問題です。


炎症防止には、ビタミンC、E、コエンザイムQ10、カロチノイド、植物ポリフェノール、セレンが有効です。


そして免疫異常のコントロールにはEPAが効果をあげます。


炎症によって組織の異化が亢進しますので、良質タンパク、ビタミンA、B、C、レシチン、ミネラルなどを十分に摂取し、壊れた分きちんと作りなおしましょう。


また、プレドニンは合成のステロイドホルモンですが、体内でも天然のステロイドホルモンは合成できます。

それには、良質タンパク、ビタミンA、C、Eが必要になります。



こんな対策をお勧めしております。





さまざまな良い可能性を高めるために

身体の機能が正常に働けていることは

有利だと思います。




治すではなくうまく付き合う



みなさん一度考えてみてくださいsss