「低力ロリ-や低動物性タンパク、低脂肪摂取の国に、長寿国はひとつも存在しないのである。」とする氏のことばに、われわれは低ビタミンの語を加えたいと思います。
日本における寿命の伸びを支えたのは、脳卒中の減少だといいます。
これがタンパク質をはじめとする食生活の変化によって保証されたことは申すまでもありません。
「昔の食事を復活させたり、昭和三〇年代の食事がもっともよいなどという、一部の栄養学者や食生態学者のことばを信用してはならない。」と、松崎氏はいい切っておられます。
分子栄養学を健康管理の手びきとする人びとにとっては、当然すぎる話ではありますが‥‥