マイコプラズマ肺炎について | 分子栄養学のススメ

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分子栄養学の確立者である三石巌によって設立された会社“メグビー”のブログです。

マイコプラズマ肺炎は、昨年も流行りましたよね。


これまでは、4年に1回とオリンピックの年に流行る傾向がありましたが、

ここ数年は毎年です。


さらに抗生物質も効かないとなると・・・


ワクチンはないですし、


対処法が予防のみになってしまいますsssmuuuu


マイコプラズマ肺炎は、

マイコプラズマ・ニューモニア

という病原体により引き起こされる肺炎です。




マイコプラズマとは、

一般の細菌にある細胞壁が無いので形はさまざまに変形でき、

さらに細胞膜は3層(通常は2層)で強度が高い真正細菌の一種です。


ステロイド格があれば自己増殖できる能力を持っていて、

通常の細菌と比べるとサイズが120~150nmと小さい(最も大きなウイルスよりも小型)のが特徴です。

症状としては

●長引く(2~4週間)乾いた咳

●発熱

●全身倦怠感

などの3大症状が見られます。

飛沫や接触によりヒトからヒトへと感染しますが、インフルエンザやノロウィルスに比べると感染力はそれほど高くないといわれています。


感染後も軽度で済むことが多いようですが、

風邪やインフルエンザに似た症状のため、区別がつかずに診断が遅れて重症化したり、感染の拡大に繋がったりすることもあるようです。


秋は、風邪やインフルエンザが流行りだす時期ですので、

より区別が付きづらい時期だと思います。


だから、感染が拡大しているのかもしれません。



小さいお子様や持病のある人は、特に注意しましょう。